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都会の叫び (1948/米)
Cry of the City
製作 | ソル・C・シーゲル |
監督 | ロバート・シオドマク |
脚本 | リチャード・マーフィ / ベン・ヘクト |
原作 | ヘンリー・エドワード・ヘルセス |
撮影 | ロイド・エイハーン |
美術 | アルバート・ホグセット / ライル・ウィーラー |
音楽 | アルフレッド・ニューマン |
衣装 | ボニー・カッシン |
出演 | ヴィクター・マチュア / リチャード・コンテ / フレッド・クラーク / シェリー・ウィンターズ / ベティ・ガード / ベリー・クルーガー / トミー・クック / デブラ・パジェット / ホープ・エマーソン / ローランド・ウィンターズ / ウォルター・ボールドウィン / ジューン・ストーリー / ティト・ヴオロ |
あらすじ | キャンデラ警部補(ヴィクター・マチュア)は、幼なじみでありながら悪の道に走り、警官を殺し自らも重傷を負ったローム(リチャード・コンテ)を逮捕した。警部補は別の宝石強盗殺人にもロームは関係しているにらみ病床を密かに訪ねた謎の女ティーナ(デブラ・パジェット)を探し始める。ところが、ロームは病院を脱走。彼を宝石強盗の犯人に仕立てようとした悪徳弁護士(ベリー・クローガー)の元を訪ねる。さらにロームは警部補の追跡を逃れながら、弟(トミー・クック)や情婦のブレンダ(シェリー・ウィンタース)の手を借り、ついに故買商のやり手女(ホープ・エマーソン)の存在を突き止めるのだった。(95分/モノクロ) (ぽんしゅう) | [投票] |
これは傑作だ。犯罪映画としての充実はかなり高いレベルにある。まず、主人公は警察側のヴィクター・マチュアのようにも受け取れるが、映画を支えるのは、あくまでも犯罪者・リチャード・コンテであり、彼は唾棄すべき悪党であると同時にすこぶる魅力的な悪役なのだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
サスペンスを持続する技巧の熟練度は最高であるし、リチャード・コンテにまつわる人物たちの悲劇への引き込まれ方が簡潔かつ鮮やかだ。言葉に頼らず緊張度の高い構図を持った映像の連鎖だけで、人生からの転落という主要テーマがくっきりと浮かび上がってくる。 (ジェリー) | [投票(2)] | |
決して予算は潤沢ではなさそうで、物語の展開にも奇をてらう派手さはない。ところが、次々に現れるキャラクターはつぶ立ち(女たちやイタリア一家!)で、どのシーンにもカメラ視点の変化や人物の仕草に仕掛けがあり必ず引っ掛かりを残す、というプロの映画屋の仕事。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
多彩な登場人物たちが主軸2人との関わりの物語を後景に設置されてる感があり、タイトだが奥行きがある。次々と出ては消えるの展開が中盤以降加速していくが、その混迷が兄弟への断罪と慈愛に収斂されるのも良い。ロケ効果も随所でクールで非情を際立たせる。 (けにろん) | [投票(2)] | |
ギャングのドラ息子は元より、その息子を追う刑事までもが「ママ」と慕う。イタリア家庭においても、お母さんは強し! 監獄病棟からの脱出シーンは、お定まりの展開ながら手に汗握る。 (AONI) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
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