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私の20世紀 (1989/キューバハンガリー)

Az én XX. századom
My 20th Century

[Drama]
監督イルディコ・エニエディ
脚本イルディコ・エニエディ
撮影ティボール・マテ
美術ゾルタン・ラバス
音楽ラースロー・ヴィドツキー
出演ドロサ・セグダ / オレグ・ヤンコフスキー / パウルス・マンカー
あらすじ1880年、米国でエジソンの白熱電球のお披露目イベントが華々しく開催されていた。同じとき、ブタペストで双子の姉妹(ドロサ・セグダ二役)が生れた。リリとドーラと名づけられた二人は、やがて孤児となりイブの夜に離れ離れになってしまう。そして1900年、20世紀を迎える大晦日。20歳になった二人は偶然、オリエント急行に乗り合わせ、リリは気弱な革命活動家、ドーラは華麗な美人詐欺師としてブタペストへ戻ってきた。そこで、世界中を巡る謎の男Z(オレーグ・ヤンコフスキー)は、双子だと気づかずに二人と付き合うことになる。ハンガリーの女性監督イルディコ・エニエディの初長編でカンヌの新人賞受賞作。(白黒/スタンダード/102分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5断片をばら撒く話法がとても優れており刺戟的。複雑に関連し合う全てのピースは疑問の提示、解読せよと観客を誘惑している(含『心と体と』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4革命家と詐欺師。娼婦に淑女。How many いい顔(<言いたいだけ)。素晴らしき哉、人生! [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4双子の姉妹は、他者の富を不正に奪取する詐欺師と、国家の体制を暴力で転覆させる革命家になった。反順法、反権力という生き方。20世紀(今も?)に至るまで「制度」は男によって作られてきた。だから華麗かつ執拗に否定することこそが“女の正しさ”の証しなのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3動物好き。本作ではロバ、サル、犬の見せ場がある。中でも、ロバの見せ場は冒頭とラスト近くと2回あるが、この2回のシーケンスが本作中最も良い、それは、驚きのある場面になっている。 [review] (ゑぎ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点1人*
2点1人*
1点0人
8人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
カメラ・ドール (町田)[投票(3)]
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