★4 | 久我美子が最も可愛らしい映画の一つ。川島雄三の『女であること』と似たパターンの映画ですが、そちらが何故か重苦しい感じがするのに対して、こちらは単純に楽しめます。原作の差か、それとも水戸光子と原節子の差か? (熱田海之) | [投票(2)] |
★4 | 久我美子は、この頃の市川崑作品で度々コミカルな役を演じているが、この人ってコメディの方が向いてると思う。市川崑作品としては、後に軽妙洒脱でソフィスティケートされたコメディの傑作を連発する過渡期の作品といった印象だが、どことなく小津作品っぽいイメージ。状況説明的なセリフとか、同じ言葉を2回繰り返す所とか。キャストはいずれも好演だけど、とりわけ望月優子が強烈。['08.7.12新文芸坐] (直人) | [投票(1)] |
★4 | コメディエンヌ久我美子の魅力炸裂の一篇。窓に鼻押しつけるキメのポーズは『また逢う日まで』の自己パロディなんだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 昭和27年当時、先進的すぎる「あっけらかん」。レベル高すぎ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★3 | かかあ天下で家庭は円満、てなカップルばかりが登場する。 そんな学者夫婦の平和をかき乱す久我美子。マジで子悪魔です。 [review] (AONI) | [投票(1)] |
★3 | これも最良の市川崑の一つだと思う。いつものちょっとやり過ぎのイヤらしさは最小にとどめ、演出の軽妙洒脱が良い塩梅に効いている。少なくも本作前後の『足にさわった女』や『プーサン』なんかよりもずっと良いというのが私の感覚だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | この作品で描かれる女性はドエスばかりで、男はドエムばかり。結局男って女に振り回されるのが好きなのかも知れないね。 [review] (づん) | [投票] |
★3 | 市川崑の持ち味である会話の面白さは、この作品ではまだまだ完成していない。[フィルムセンター] (Yasu) | [投票] |
★1 | 天国に向かって母を呼び、涙ぐむアコ。その直後にピクニック的なシーンに移ってしまう適当さ、安直さ。些細なことだけれど脚本、構成がイマイチ。これから市川崑監督を研究したい人、もしくは久我美子さんのファンが観れば十分。 (リヤン) | [投票] |