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神阪四郎の犯罪 (1956/)

[Drama]
製作岩井金男
監督久松静児
脚本高岩肇
原作石川達三
撮影姫田真佐久
美術木村威夫
音楽伊福部昭
出演森繁久彌 / 新珠三千代 / 左幸子 / 轟夕起子 / 金子信雄 / 高田敏江 / 宍戸錠 / 清水将夫 / 滝沢修 / 下絛正巳
あらすじ公金横領の罪に問われていた人気雑誌編集者の神阪四郎(森繁)が肺病病みの文学少女(左幸子)と心中を計り、ひとり生き残るというスキャンダラスな事件が新聞紙上を賑わせた。検事側はこれを偽装殺人と見、神阪を起訴するが、検事側・弁護側証人の証言内容、被害者の日記の記述、神阪本人の証言内容は其々著しく食い違っていた。 大映『羅生門』との類似性からお蔵入りになっていた企画を日活が映画化。原作は『人間の壁』『金環食』『青春の蹉跌』の石川達三である。監督は正・続『警察日記』の久松静児が務めた。<日活/126分/白黒/スタンダード> (町田)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4良くある社会派法廷サスペンス。肝と成るべき森繁の”演じ分け”は台詞回しばかりに留まりどうにも中途半端。その一方で、驚くべきことだが、左幸子の演技はまだ十代と思しきこの時点で既に完成されていた。 (町田)[投票(3)]
★4虚言癖だからこそ、生理的な形質が一定の閾値の収まらないと尤もらしさが出てこないと考える。その意味で、左幸子編の森繁は見世物として正しすぎるあまり、モチーフをぶち壊してしまう。今となっては金子信雄裁判長のほうがよほどこわい。 (disjunctive)[投票(1)]
★4証言者によって言ってる事が異なるのが、黒澤の『羅生門』っぽくて面白い。森繁は上手いが、左幸子とのシーンでは何故かオネエ言葉でキモい。新珠三千代轟夕起子滝沢修ら豪華なキャストが好演しているが、とりわけ左幸子のキ●ガイ振りが凄い。['05.11.3DVD] (直人)[投票(1)]
★4結局のところ、真実というものは誰も知り得ない。[新文芸坐] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4三流の裁判劇を闇雲に盛り上げる久松の箆棒な手腕。女優4人の演技合戦から女の怖さが滲み出る。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3証言がくい違う“羅生門アプローチ”の面白さは充分だが、神坂=森繁久彌の豹変する芝居が上手すぎ、話の筋とは関係なく森繁(=神坂)はやっぱり怪しいと奴だと感じさせてしまうのが思わぬ誤算。最後の熱弁は、理屈の押し付け。傑作になり損ねた秀作。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3法廷には佐分利信内藤武敏なんかが居ないと、どうもしまらぬ。 [review] (3WA.C)[投票(1)]
★3森繁や左の熱演といい、伊福部の重厚な音楽などかなりの意欲作だが、「羅生門」からすればキャラが多すぎて焦点がボヤけてしまった感じがする。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3羅生門』の現代版という感想は皆さんに共通のようですね・・・私もまずそう感じました。 [review] (RED DANCER)[投票(1)]
★3どういう立場で見ればいいのか最後まで分からなかったし、そもそも全員いけすかない奴らばかりで真相への興味が早い段階で失われてしまった。あと証人や被告に好き放題喋らせすぎやと思った。 (ドド)[投票]
★3森繁の証言がどうにも嘘っぽく聞こえてしまう私は映画の観過ぎだろうか…? (熱田海之)[投票]
Ratings
5点0人
4点6人******
3点10人**********
2点0人
1点0人
16人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

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