「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
異邦人(1968/仏=伊=アルジェリア) |
原作をある意味忠実に映画化しているが、カミュの主題とは異なるヴィスコンテイの体から沁みだす趣味。貴族が出なくても、ヴィスコンテイはヴィスコンテイ。 (ALPACA) | [投票(2)] | |
一流の匠達が粋を尽くした器に盛られた純文学の贋作だが、終ぞこのムルソーからは真の実存主義的テーゼは見えてこない。原作を絵にしただけならまだしもだが後半の裁判シーンの冗長さが解説めいて自堕落。ただ暑かったから殺したを単に描けば事足りるはず。 (けにろん) | [投票] |