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大島葉子の映画ファンのコメント

朱花の月(2011/日) 恋恋豆花(2019/日=台湾) エミアビのはじまりとはじまり(2016/日) ヘヴンズ ストーリー(2010/日) 戦争と一人の女(2012/日) 汚れた心(2011/ブラジル)が好きな人ファンを表示する

誰がため(2008/デンマーク=チェコ=独)************

★4劇中で何が起ころうとも、一貫して冷徹さを保つカメラ。暗がりに揺蕩う煙草の煙。光と影のコントラスト。まさしくハードボイルドな傑作。 (赤い戦車)[投票]
★4ナチスに抵抗するレジスタンスもの、と言えば今までかなりの佳作があった。でもこの映画、ちょっと毛色が違います。レジスタンスを支援する国民の顔が見えて来ないのだ。 [review] (セント)[投票(3)]
★5非の打ちどころなく完璧、という映画ではない。しかし驚きに満ちた強靭なロングショット、そこにおいてぶっきらぼうに突発する暴力にぼろぼろに打ちのめされる。「人が人を殺すこと」とはこうも凄まじく、あっけないものなのか。冷たい殺戮の映画――『シンドラーのリスト』『ミュンヘン』の系譜。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4見誤った革命路線の末端の殺戮因子として「新撰組」に於ける「人斬り以蔵」的無知蒙昧な男達が初っ端から追いつめられ行き場のない袋小路で虚無と冷たい汗にまみれ自壊していく。カタルシス無き負け戦の野垂れ死に。賛意も反意もない諦観。 (けにろん)[投票(2)]
★3マッツ・ミケルセンの好演が光る。72/100 (たろ)[投票]
★5ハラワタにずん、と応えてくる重量感。自由を奪われた怒りをテロルにぶつけてゆく若者たちの心情は勇壮だが、それは若さゆえに、海千山千の中年女やゲシュタポの要人にいとも簡単に覆される。自分たちの憤りの矛先を定めるべく右往左往する男たちの、なんと哀れなる事か。 [review] (水那岐)[投票(4)]