★5 | この荒削りな映画はどうだ!好きな人だけ見てくれと言わんばかりの撮影、演出、ストーリー展開。この主人公チュンチョがどういう人間なのかというのがよく分からなかったが、ラストで腑に落ちた-こういう考え方をする人間なんだと。いい作品じゃないか! (KEI) | [投票(1)] |
★5 | 憎しみとヒューマニズム、そしてハードボイルドが混在一体となった、骨太で濃密な物語がガツンと来る。「マカロニウエスタン」云々よりも、一本の映画として傑作だと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | メキシコ革命が舞台と云えばコルブッチもレオーネも作っているけれど、それらに拮抗する傑作だ。本作には端整な佇まいというか名作然とした趣きがある。例えばボロンテの複雑な人間像。ラストは名セリフだがそこへ至る過程は一筋縄ではいかないものだ。ボロンテの弟を演じるクラウス・キンスキーだけ一人猥雑な狂気を体現し突出する。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 良くいえば猛進、悪くいえば一本調子(なのだが緊張感は持続する)で展開される銃撃と強奪の末に、文盲の荒くれ者チュンチョ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)が最後に見せる理想社会を希求する信念が泣かせる。思想なき拝金合理主義に対する強烈なカウンター。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |