★5 | まず若者だけの家庭という思い切った設定に驚かされる。社会の色々な問題を浮き彫りにするには格好の設定ではないか。幸せ→トラブル→乗り越え→幸せの繰り返しで内容もよくあるものだが、興味が尽きないのはそのトラブルが我々の横でいつも起きているからだろう。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | ベストショットはあの主題歌流るるオープニング・タイトル。そういう歌詞だったのかと感銘を受けるという観方はいかにも邪道だが本作なら許されるだろう。佐藤オリエと大滝秀治が極上。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 無茶苦茶濃いいドラマで、当時の世相テンコ盛なんだが、金をめぐる太郎の執着と、三郎の潔さ、そして兄弟たちのしたたかさは特筆に価すべきもの。 (シーチキン) | [投票] |
★3 | 力のある映画だが演出も演技も少々熱っぽ過ぎる。田中邦衛と橋本功は力が入り過ぎだろう。そんな中でワン・シーンしか登場しないが大滝秀治が恐るべき切れた演技を見せる。彼の演技も熱っぽいと云えば熱っぽいが、反面あくまでも冷静に切れた男を体現しており見応え十分。とにかく尋常じゃない表情だ。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 家父長制の残滓を引きずる長男(田中邦衛)と、自由と個人主義に身をゆだねることの正否に戸惑う弟(山本圭/佐藤オリエ/松山省二)たち。次に目指す社会観のギャップという、敗戦から25年を経た60年代ならではの主題が生々しく展開されるのだが、芝居がいささ鬱陶しい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |