コメンテータ
ランキング
HELP

徳川夢声の映画ファンのコメント

春の戯れ(1949/日) 手をつなぐ子等(1947/日) 幽霊塔(1948/日) 自由学校(1951/日) 音楽喜劇 ほろよひ人生(1933/日) 雪之丞変化(1963/日) はたらく一家(1939/日) 煉瓦女工(1940/日) 吾輩は猫である(1936/日) 世界は恐怖する 死の灰の正体(1957/日) 彦六大いに笑ふ(1936/日) 幽霊暁に死す(1948/日) 花のお江戸のやくざ姫(1961/日) エノケンのとび助冒険旅行(1949/日) スラバヤ殿下(1955/日) 昨日消えた男(1941/日) 坊ちゃん(1935/日) 彌次喜多道中記(1958/日) 女性に関する十二章(1954/日) 水戸黄門漫遊記(1938/日) ノンちゃん雲に乗る(1955/日) 日本産業地理大系 第一篇 國立公園 伊勢志摩(1949/日) 頑張れゴキゲン娘(1959/日) 爆笑水戸黄門漫遊記(1959/日) 綴方教室(1938/日) 弥次喜多道中双六(1958/日)が好きな人ファンを表示する

乾いた花(1964/日)************

★2花札賭博もカーチェイスも殺人も盛り上がる前に止めてしまうインポテンツ演出は、格好つけ過ぎな池部良の造形と見合った世界観の反映かも知れないとは思う。 (寒山拾得)[投票(1)]
★4こんな日本映画は初めてだ、と思った。それは映画におけるハードボイルド性のことを指している。しかし篠田に失望してしまうのも早かったのだが。池部良は日本映画史上最もハードボイルドを体現した役者だろう。それは松田優作を遙かに凌駕する。 (ゑぎ)[投票(1)]
★2松竹ヌーベルバーグの初期によくあった「だから、何が言いたいんだ」的作品。見所なし。池部良もいつもと同じ演技だし、加賀まりこもダイコン。杉浦直樹が髪あるの初めて見た。['07.2.27新文芸坐] (直人)[投票]
★3時代の重さを背負った池部良は堵場が象徴する前近代的世界から抜け出せず、開通したての首都高をオープンカーで疾走する加賀まりこはその様式の中に散ろうとする。二つの虚無が時代を挟んですれ違い、モノクロームの世界に一瞬静かな炎が見える。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★5池部良の倦怠と老婆心に揺れる複雑な表情にシビれまくり!彼がノワール調のモノクロ画面を、戸田重昌の美術セット内を動くだけで、それだけで映画は成立してしまうのであった。 (町田)[投票]
★4乾いたモノクロ映像美が、心の渇いた男女を見事に描き出す。 [review] (AONI)[投票]