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女性に関する十二章 (1954/日)

Twelve Chapters about Women

製作	藤本真澄
監督	市川崑
脚本	和田夏十
原作	伊藤整
撮影	三浦光雄
美術	河東安英
音楽	黛敏郎
出演	津島恵子 / 小泉博 / 上原謙 / 有馬稲子 / 久慈あさみ / 徳川夢声 / 三好栄子 / 伊豆肇 / 中北千枝子 / 坪内美子 / 伊藤整

あらすじ

恋人同士なのにいまいち煮え切らないミナ子（津島恵子）と小平太（小泉博）。お互い何度も結婚を切り出し切り出されてきた二人だが、いつもどちらかの都合が合わずに延ばし延ばしになり、気が付けば30歳はすぐ目の前。「おれたちいつ結婚できるんだよ−！」「あたしだって知らないわよ−！」「でもおれ近いうちに海外赴任になりそうなんだぞ！」「じゃあいいわよ、あたしの後輩の千栄里（有馬稲子）と結婚すれば！」「おう、じゃそうするぜ！」…っておいおい、それでいいのかい？[87分／モノクロ／スタンダード] [more] (Yasu)

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★4	『私は二歳』に先立ち、こんな粋な原作エッセイの脚色があったとは和田夏十の偉才ぶりに感服。ミナ子（津島）と小平太（小泉）の、計算づくのようで計画になっていない自分中心の恋愛、結婚、人生感への徹底した皮肉は、今の結婚しない三十路男女にも充分通じる。 (ぽんしゅう)	[投票]
★4	結婚するだのしないだのうだうだやってる倦怠期カップルの他愛無い話を、洒落た会話と演出で最後まで楽しく見せてくれる。恋愛は頭で考えるだけじゃダメですよ、ってことか。 [review] (太陽と戦慄)	[投票]
★4	ソフィスティケーションがなかなか楽しい。[Video] (Yasu)	[投票]

5点	0人
4点	4人	****
3点	1人	*
2点	0人
1点	0人
計	5人	平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)

[投票(17)]

男もすなる脚本というもの女もしてみんとてするなり (ぽんしゅう)

[投票(11)]

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