★4 | 砂の存在感、口の中がジャリジャリしてくる。そして、岸田今日子のねっとりとした汗・・・。 (くたー) | [投票(1)] |
★3 | 圧倒的な砂の量。それに頼り切ってしまったかのように、岸田今日子の存在以外はいたって退屈。時折りはさまれるイメージショットも凡庸で、テーマや状況が映像表現として消化しきれていない未熟さを感じる。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★5 | カフカ的な安部公房の発想も実にユニークだが、それを映像にした勅使河原宏の手腕にも驚かされる。武満徹も偉大すぎるほど偉大だ。 (chokobo) | [投票(2)] |
★4 | 砂の壁にひび割れが走り、崩れ始める、ああ怖い。人間は自由だが過酷な大地よりも不自由だが居心地のいい監獄を好む。このテーマ、実は以後もいろんな映画で描かれているが、この作品を超えるのはまず不可能だったりする。岸田今日子以上の適役はいない。 (ツベルクリン) | [投票] |
★5 | 各外国で映画賞を総なめにした映画ですが、岸田今日子が砂の中でモンペをはいていたのにはビックリ。イメージが西洋ではああいうものでもオリエンタルに感じたんでしょうか。決してしゃれた映画ではなかったです。 (セント) | [投票] |
★5 | “砂”を受け入れた男。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(6)] |
★5 | 砂の一粒一粒,人肌の毛穴まで描き出した斬新な映像。武満徹の音楽。そして岸田今日子の妖しい存在感。 (熱田海之) | [投票] |
★3 | 出られない、出られない、掘っても掘っても出られない。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | 砂丘にある穴に落ちた男、そこには一人の女が居た。白黒の描写が、砂だらけの世界や非現実的な設定、さらに、恐い岸田今日子も加えて、独得の勅使河原ワールドに導く。 (しど) | [投票] |
★4 | 蟻地獄のように砂穴に男を誘う魔の女を、「他人の顔」では都会の女を演じた岸田今日子が土俗的に演じた。彼女そのものでしかない存在感を持ちながら、広い芸域を持つ彼女には感嘆する。望まずして岡田英次を湿ったエロスの牢獄に幽閉する、彼女はある意味での怪異であろう。 (水那岐) | [投票(3)] |