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荒戸源次郎の映画ファンのコメント

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しとやかな獣(1962/日)************

★5原作は戯曲なのだろうか。中空に浮いたかのようなアパートの部屋に巣くった欲望と邪心を、内と外、上と下といった「視線」と「視点」の変化でさばく川島演出が見事。「世間」に対する若尾文子の静だが強烈な攻撃力と、伊藤雄之助、山岡久乃の達観した守備力の妙。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3設定、カメラ、BGM、テーマ、キャスティングに5点!と思っていたが中盤以降急速に飽きが来た。 (町田)[投票(1)]
★5すごい!舞台芝居に挑戦するかのようなワンセッティング撮影。そのために工夫された多様なカメラアングル。畳みかけるようにつぎつぎに起こる出来事。ラッキョウのような真実(笑)。目の離せない役者たち。いうまでもなく素晴らしい若尾文子(もっとリスペクトされるべき!)。世界中に自慢したい逸品です。 (エピキュリアン)[投票(3)]
★5社会風刺の利いたコメディーなんだけど、バックの音楽のせいで哲学的重厚ささえただよっている。これが軽〜い音楽だったりしたら、全く別の映画になるだろう。若尾のモノローグがリアルでいい。 (worianne)[投票]
★4我が家では、若尾文子のことを「あの階段を登る女の人」と呼ぶ。 (tredair)[投票(1)]
★5これは狂言だ。この作品といい『ああ、爆弾』といい、日本の古典芸能とブラックユーモアは相性が良いらしい(<そうか?) [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4こういうスタンスで成功している邦画は珍しいと思う。奇を衒うのではなく、ちゃんと意味のある演出がなされている。 (赤い戦車)[投票]
★4新藤兼人ってこんな脚本も書けたのか・・・と驚いた。 (マッツァ)[投票]