★4 | 登場人物全員の目が死んでいる青春映画。見ていて奇妙な心地よさを感じました。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★5 | なんと心優しい青年たちだろう。愛おしいほど真面目で不器用だ。男二人に女一人。アメリカン・ニューシネマやヌーベルバーグの青春? いや、彼らは背伸びし“未熟さ”を露呈し権威に圧倒された。殻に籠ったこの日本の若者たちは互いの“優しさ”に戸惑いすれ違う。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★5 | 驚くべき原作解釈/改変力。恐るべき人物造型力。ダンスシーンに対する感度や、「楽器」(ジューズ・ハープ)で幸せを演出しようとする態度はまったく日本映画離れしている。たとえ出来事が一貫して現代日本の若者のリアルに踏みとどまっているように見えようとも、これはまごうことなき世界映画である。 [review] (3819695) | [投票(6)] |
★3 | 『ケイコ 目を澄ませて』('22/日)で三宅 唱監督に興味を持ち観賞。そして落胆。先に観た『ケイコ』の残念な部分の核心だった。☆3.1点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★5 | モラトリアムでない完全な閉塞を自覚することもできない今とそこで彼らと彼女は水槽の中の海水魚よろしく浮遊してる。足掻く奴を理解もしたくないしコンビニと遊興場があればいい。攪拌する何かが到来する前の停滞と混沌を刹那な艶で描き切った進行形の哀歌。 (けにろん) | [投票(6)] |