★5 | 落ち着いた、素直な映画だ。静かな憤りが拡がって来る。その憤りは、偏見のある世の中に対して、そして最後は自分自身に対しての物かもしれない。‘知的障害者を養子にする者はいない’。この言葉は重い。本当に重い。 (KEI) | [投票(1)] |
★5 | 「ゲイのカップルなんて気持ち悪い」なんて公の場で言おうものなら社会的に抹殺されそうな勢いの昨今だが、そんな偏見を持っている人にこそ観てもらいたい作品。ルディは確かに実の母親より深い愛を持っていたし、だからこそ法廷シーンの理不尽さが見事に際立ってくる。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 原題と全く関係がないのに、邦題に「チョコレート」がつく作品は大抵良くできている。 (るぱぱ) | [投票] |
★4 | これも偏見かも知れないが、ゲイなど性的感覚においてマイノリティと見做される人々のほうが、こと愛情面の問題に強力な力を発揮できる人物が多いように思われる。これはつねに自分の性情や愛情の感覚を第三者に晒しながら暮らす、かれらだからこその美点ではないだろうか。映画は普遍的なかれらの愛情をストレートに表し、楽曲の普遍性もまた素晴らしい。 (水那岐) | [投票(3)] |