「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ゴールキーパーの不安(1971/独) |
全て周りの人間の予想の範囲で行われなければならないかのような常識的な世界に、いったん違和感を覚えたが最後、すっかりどうやって行動をとればいいのかわからなくなってしまった男の話。 (tomcot) | [投票(3)] | |
現代人の不安と閉塞と絶望はアントニオーニと同工異曲かもしれないが、遙かに即物的で直裁的。風景描写とかに意味を見出そうとするお芸術志向でないぶんヴェンダースはケレンの欠片もなく人に寄り添い続ける。感情移入のとば口さえ見出せぬままに。 (けにろん) | [投票] | |
既にして素晴らしい。窓辺に立つ人、移動、主体的な行動ではなく受動的に何かが起きるのを待ち続ける倦怠、アメリカ映画への憧憬(椅子が逆様に置かれている!)・・・この時点で作家的特徴が既に出揃っていることが嬉しい。 (赤い戦車) | [投票] |