もうオープニングから目が離せなくなった。これから始まる物語にワクワクワクワク。

トイ・ストーリーも吹き替え派の私は今回ももちろん吹き替えを選択。　大好きな石ちゃん（石塚英彦）のがんばりに期待していたのだ。　結果はもちろん大満足。石ちゃん、いいぞ。いいじゃないか石ちゃん！。そして爆笑問題の田中（いつも呼び捨てなもんで）はウマイ！。声が高すぎて聞き取れなかった部分もあるがウマイぞ！。　お笑いの方たちはコントの演技を見ていてもとてもうまくホント芸達者の方たちばかりなのでそれなりにやってはくれるだろう、と思ってはいたが、想像以上、はるかに良かった！。 吹き替え版またも大正解。満足です。

子供が観ても面白いというのはもちろんだが、大人が観てもクスリとさせられ、共感を覚えるところもあり、モンスターの世界も他人事じゃないように思えてくる。　会社の体制なんて…ねえ。

モンスターの会社…。早起きし、通勤し、書類作成もこなし、ノルマ達成にがんばる…。　まんま人間社会。受付嬢との恋の駆け引き、工場内はヘルメット着用、無事故で安全第一。　まんまじゃないか。　細かいぞ。おもしろいぞ。

売れっ子モンスター達が仕事に取りかかる時の登場シーンにハマリました。あの音楽にあの登場の仕方…(笑)。悪役のトカゲ型モンスター：ランドール。　はっきりいってコイツ相当恐かったです。ブーじゃなくてもビビリます。 いないと思ったらふと現れるシーンなんて本当に恐かったのよ。本気でビビってしまったハズカシイ。　

・モンスターの世界にやってきた「ブー」に振り回されているうちにいつしか「ブー」と心を通わせ始めるサリーとマイク。 マイクがサリーのために直してあげたドアなんて、っくぅ〜泣かせるではないですか。

サリーが最後に思いついた新しいエネルギー源「スマイル」。そりゃ発想はステキだけどあくまでも君たちはモンスターなんだからさ…。　うーんこう思った私の考えは、カワイイと全然思えなかったサリーとマイクが終わる頃にはかわいくて仕方なくなったという心境の変化とともにこの際帳消しにしてもいいかな。　　甘いかな？

細かいところの描写も相変わらずお見事。ブーの部屋にジェシーがいたり、吹き替え版声の出演に三ツ矢雄二と載っていたので「え？どこに出てたの？」と思っていたらエンドロールでＲＥＸ登場！あの声で「ねえボクボク、どうウマイ？？」なんて言われたらまた大爆笑モノです。　※トイストーリーの日本語吹替版、ＲＥＸはハイトーンボイスが魅力の三ツ矢雄二さんが担当

こういう細かいところホント好きです。たまりません。

ただし！ラストでうるうるきた時にあのエンディング曲と恒例のＮＧ集のエンドロールにはちょっと参ったかも。 今回のこの終わり方ならもうちょっと余韻を残してゆったりした曲で終わって欲しかったかも。 そのあとにあのＮＧ集があったなら大満足だったのに。　ＴＶ用ＣＭで「When She Loved Me」を使って宣伝してるから そう来るかと思ってたから余計にショックだったかも。　(勘違いしてた私が悪いけど）

ま、文句は言ってますがＮＧ集、やっぱり好きです。好きなんです。

今回は吹替だったけど字幕版もチェックしなきゃダメだよなあ。　ブシェーミのランドールを拝んでおかねば、でショ。

鑑賞時となりに座っていた親子連れ、お父さんが大声でゲラゲラ笑ってるのを聞いて「しぃ〜。大きい声出しちゃダメでしょ」と 注意してるブーとおなじ髪型をした４歳くらいの女の子がとてもかわいかった。

あ、そうそう「ブー」、ジェシーを大切にかわいがってあげてね