子供の驚きのエネルギーを吸収し発展しようとする悪の存在。 それを退治する正義の見方。そして愛する者との永遠の別れ…

＿＿＿一見そう思わせがちな内容。それじゃ今までのディズニー映画で十分。 （ファンの方、失礼） しかしこれが１番伝えようとしている事は、「脅えのエネルギーよりも笑いのエネルギーは10倍もの力がある」と言う所。

親になった自分に、「子供を叱って怖がらせるのではなく、楽しく導く様に」って言われたみたいで…。

おぉ、なんてメッセージが優しいんだよぉぉぉ！ ただ、観ていた劇場の子供にはそこらへんは伝わりにくそうだった。 だって泣いていたのは、ほとんどが付き添いの大人でしたもの（笑）

普通泣く所は、サリーとブーちゃんのお別れシーンだもんね。

もしピクサーが「泣け、もっと泣いて感動しれ！」って思ってたら お別れシーンをすごく長く印象的なものにしたと思うのね。 それが結構あっさりだった。悲しむ余韻もない程に。 んでもって、ラストにNGシーンなんて入れないで、楽しかった回想シーンと泣ける曲だったと思うんです。

それが 最後、モンスター一同が子供を笑わせに行って、しかも映画の中の子供のみならず、劇場に来ていた子供にも同様に笑ってもらいたいと思ってNG入れたのではないかしら？？ と思った途端に

涙がドォォォォーーーって右から左から流れてました。

そして一連のトイストーリーファンなので、 ブーちゃんが２で出て来たジェシーの人形を持っていた時、 「うそ！あのアンディの妹かい？？」って思った時、ついつい親心（？）で涙が ドォォォォーーーって（笑）

そこらへんの憎い演出、ストーリーの素晴らしさ、キャラクターの良さ、圧巻のCG！ん〜、今日は気持ちよく寝れそうだ。

子供を大人に導く時、怒るより、誉める方が圧倒的に子供って伸びるんだよねぇ。