★5 | 死刑台のエレベーター(1957/仏) | ストーリー展開が自分の興奮を高めていくのもわかったが、観終った後冷静になってみると、その興奮を助長させていたのはあのジャズだったことに気づいた。音楽の力の偉大さを再確認させてくれた偉大な映画であった。01,09,17 | [投票(1)] |
★5 | チアーズ!(2000/米) | 気分爽快!という言葉が当てはまる映画だった。話の内用ははっきり言って読め読めである。ヒロインが思いを寄せるボーイフレンドもいまいち魅力が無いのもいただけない。しかし、チアの踊りには鳥肌が立った。近年横行している下手なアクションムービーよりも手に汗握るし、感動的である。チアリーディングに対しての自分の概念をぶち壊してくれた映画であった。01,09,06 | [投票(1)] |
★5 | リトル・ダンサー(2000/英) | いやー、最高!こんな良い作品を劇場で観ていなかった自分に少し腹が立ちました。でも、劇場で観ていたら号泣でラスト照明が明るくなっても席を立てなかったかも。それほど久々に泣かせていただきました。希望、愛、そんな使い古された言葉だけど簡単に使うことは出来ない言葉がこの作品には当てはまる。「千尋」もいいけど10代の子供たちには、こういった作品も是非観てもらいたいね。いや、観るべき。それにしても『リトル・ダンサー』とは、上手い題名を考え付いたものだね。01,08,25 | [投票(1)] |
★4 | マイ・ガール(1991/米) | 「死」というテーマをひとつの家族の視点で描いた暖かいストーリー。二人の子役がとても良い味を出している。映像も、音楽もとても柔らかく初夏から盛夏になると毎年観たくなる作品。01,07,27 | [投票(1)] |
★4 | 千と千尋の神隠し(2001/日) | 全編通じて宮崎駿色が楽しめる傑作。音楽の出来も素晴らしく、画像も疾走感のある部分では鳥肌が立つほど素晴らしい出来に仕上がっている。宮崎駿の集大成といった感じが前面に出ているので、彼のファンは間違い無く楽しめる作品であろう。ただ、これで彼の作品が最後になるのではないかという不安を感じてしまったため、まだ終わらないでくれとも感じた。このイマジネーションあふれる天才にまだ傑作を残して欲しいという期待をこめてあえてこの点数。主題歌も『もののけ姫』のあの曲を上回るであろう傑作に仕上がっている。必聴。 | [投票(1)] |
★4 | ハードエイト(1996/米) | 話にどんでん返しがあるわけでもないし、感動のラストシーンになるわけでもないし、はらはらするようなサスペンスがあるわけでもないのに、なぜか印象に残る作品。そのわけは俳優たちの素晴らしい演技に起因するからであろう。エンドロールの最初から5番目までの役者たちの演技は絶賛に値するのではないか。とても味わい深いビターなブラックコーヒーみたいな作品。また、所々アンダーソン独特のカメラ回しが観れて楽しかった。01,07,01 | [投票(1)] |
★5 | ザ・ロック(1996/米) | 音楽、テンポ、そして俳優陣が素晴らしい出来!冒頭部分から最後まで張り詰めているエド・ハリスに打ちのめされてしまいました。こういった作品なら、いくらブラッカイマーといえどもみんなに受け入れられるのに・・。『パール・ハーバー』はどうなんかな?期待半分、不安半分。01,06,10 | [投票(1)] |
★5 | ザ・エージェント(1996/米) | トム・クルーズが生まれ変わった作品だと感じる。彼もそれを良く感じているらしく、最新作ではキャメロン・クロウとまた組むらしい。しかし、その彼を圧倒しているのは、キューバ・グッディングJr.の演技である。彼の泣き顔は本当に素晴らしい。その他の出演者も同様に素晴らしい演技をしている。ともすればありがちな話を、役者の演技を高い演出力で引き出した突出した作品とも言えよう。しかし、イナフ・ズナフの曲が使われていようとは・・・、どこで使われてるのかな?また観てみようっと。キャメロン・クロウ恐るべし。01,05,26 | [投票(1)] |
★4 | フィッシャー・キング(1991/米) | 自分が荒んでいる時に観たくなる映画のひとつ。主演の4人全員がやさしい目をしていて、それを観ているだけでがんばらなくてはと思えてくる。また、ニューヨークの町並みがとても綺麗で自分も6月のニューヨークを訪れてみたくなった。心が洗われる作品ってこういうのを言うんだろうな。01,05,03 | [投票(1)] |
★4 | スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999/米) | 期待半分、恐さ半分で観たがそれが見事に当たった感がある。映像、音響面は間違い無く今まで観た作品の中でトップレベルに入るであろう。ただ、ストーリーというか、演出というか作品の内部的なものはこの作品に期待してはいけないのだろうか?エピソード4〜6で感じた高揚感みたいなものは残念ながら感じることは出来なかった。次回作以降でそれを感じることが出来るよう祈るばかり。ジョージ・ルーカスが監督しなければそれが可能か?01,04,30 | [投票(1)] |
★4 | グローリー(1989/米) | 南北戦争物で隠れた良作。人種間の溝と戦争をジェームス・ホーナーの勇壮な音楽で包んでいる。マシュー・ブロデリックに存在感の無さ、器の小ささを感じるが、デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマンが堂々とした演技で作品の質を高めている。01,04,27 | [投票(1)] |
★5 | トラフィック(2000/独=米) | 麻薬の存在を真正面から捉えた気軽には観れない映画。観る人によっては救いが無い、話が入り組んでいる等々マイナス面が出るかもしれないが、やはりこの監督お得意の色調変化や群像劇を巧みにラストに持っていく手腕などはさすがである。そして、なにをおいてもベニチオ・デル・トロの目にやられた感じ。彼の笑顔を見るためにまたこの作品を観たくなった。01,04,28 | [投票(1)] |
★5 | グラディエーター(2000/米) | アカデミー賞会員も納得の出来でしょう。ストーリー、音楽、映像、出演者、総てが高い次元で融合して傑出した作品。ラッセル・クロウの骨太さあり、ホアキン・フェニックスの堂々とした正統派(?)悪役振りも素晴らしい!しかしこの監督の作品はなぜか透明感を感じるが、それは自分だけだろうか。とりあえず、映画史に残るであろう傑作に乾杯!01,03,31 | [投票(1)] |
★4 | ピアノ・レッスン(1993/豪=ニュージーランド=仏) | 官能と背徳が生み出した良作。女心を表情・仕草で見事描き出したH・ハンターはもちろんの事、他の共演者も素晴らしい演技。しかし、なにをおいてもM・ナイマンの音楽が観た人すべての耳を奪うだろう。彼はこの作品の後にも素晴らしいスコアを次々と発表している。本当に天才の名に値する。01,03,23
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★5 | エドtv(1999/米) | 『トゥルーマン・ショウ』が引き合いに出されるのが当然の内容だが、本作品はより現実的である。どちらの作品も好きだが。感情移入がしやすかったのは本作品の方。予想していた以上に楽しめた。01,03,02 | [投票(1)] |
★3 | 秘密の絆(1997/米) | パッケージの内容と印象が違ったのでびっくりした。もっとコメディ色が強いのかと思ったが、けっこう心理的な要素が強かった。ただ、兄がその行為に走る過程の描写がもっと深ければ良かった。撮影がきれいでそっちの方に感動した。01,2,28 | [投票(1)] |
★5 | アルマゲドン(1998/米) | 典型的ハリウッド作品。批判なんてものはいくらでも出来るが、このような作品を純粋に楽しめる心を持つことも重要だと思う。また、トレヴァー・ラビンの重厚なスコアには感服させられるばかり。さすがYESの大御所!!01,2,24 | [投票(1)] |
★4 | ビューティフル・ガールズ(1996/米) | 『シングルス』の香りに似た良作。淡々と進む話に、知らず知らずに引き込まれた。大人になってもこのような友情があったら良いと思う。ただ、もうちょっとストーリーに深みがあったら良いとも思う。そこが『シングルス』に及ばない所。01,2,23 | [投票(1)] |
★5 | 隣人は静かに笑う(1998/米) | 後味の悪さでは1,2位を争う作品。しかし、人に勧めてしまう作品。最後までの見せ方がテンポが良いので、のめり込んでしまった。確かに「Arlington Road」では日本人観客には伝わらないだろう・・・00,1,19 | [投票(1)] |
★5 | 恋愛小説家(1997/米) | 小気味良い作品とはまさにこの事!俳優人がすべて素晴らしい!ニコルソンを初めて親近感を持って観れた作品でもある。00,1,19 | [投票(1)] |