[コメント] ゴーン・ガール(2014/米)
不思議な感覚があって、怪物性というわからないものから話を眺めようとすると、それは理解できるものであって怪物にはならない。怪物性がこのように欠如しながらも、行動はいきなりサイコになるから、コントという様式以外にこの矛盾を表現する術がない。
かかる矛盾の総決算として生じるのが、あの女傑がなぜベン・アフレックとこれまで4年間も暮らしてきたのか、という違和感である。
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