★3 | グレースと公爵(2001/仏) | 最初から絵画を背景に使った映像に驚くが、CGも丁寧で感心。ただ、やはり屋内シーンが多く、閉鎖的ではある。しかしグレースがすこぶる魅力的で、持ちこたえてはいる。終わってから、自然光の映像を目いっぱい希求している自分に気付く。 | [投票] |
★4 | きれいなおかあさん(1999/中国) | 最近珍しい等身大の映画。どう考えても映画の題材になり得ないのが映画になっている。ずっと親子二人の生活だけが淡々と描かれるので、感情が突出する部分が映画的カタルシスになる。ある意味では映画のリアリズムなんだろうね。 | [投票] |
★4 | 女殺し油地獄(1957/日) | ほんの子供の時に見ました。勿論親に連れられてでしょうけど、ラストの油と血液が混ざり、女がなおも逃げる。男が刃物を持って執拗に迫る。 [review] | [投票] |
★3 | 天使の牙 B.T.A.(2003/日) | 予想していたより面白かった。しかし、それも、脳移植の直前までで、以降は荒唐無稽の荒いアクション。原作はきっと面白かったんだろうなあ。それを生かせなかったのはお仕置きをしなければ。それにしても、主演女優良くない。ミスキャスト。華が全くない。 | [投票] |
★4 | 宣戦布告(2002/日) | なかなか面白かったよ。こんな映画日本でも作ってたんだね。首相役がミスキャスト、と自衛隊があんなにやられるわけがないことを除けば水準の映画。 | [投票] |
★4 | シティ・オブ・ゴッド(2002/ブラジル=仏=米) | 圧倒的な人間のダイナミズム。前半のちょっと説明気味の展開も、後半の意外としっかりした映画文法により、人間のエネルギー・情念の深みを感じるほどであった。 [review] | [投票] |
★3 | ストーカー(2002/米) | 珍しくストーカーものでは、加害者のR・ウイリアムズ側から描かれている。そのため。全篇キモイ感じが漂い、だんだんエスカレートしてしまう男とともに観客も感情移入しなければならなくなる。それが、 [review] | [投票] |
★3 | マイ・ビッグ・ファット・ウェディング(2002/米=カナダ) | 結婚に至るまで、色々障害があるのかなあと思っていたら、そういうのではなく、異文化・異宗教を抱えるアメリカのファミリー騒動でした。ギリシャって、ホント根っから明るいんだよね。一回行った事あるけど、あんな感じでした。太陽に近いんだもんね。 [review] | [投票] |
★3 | T.R.Y. トライ(2002/日=韓国=中国) | うーん。織田裕二が頭脳犯に全く見えないし、いつものアクションもない。(当たり前だよね、詐欺師なんだから) の、ないないづくしで終わっちゃう。メジャー日本映画危うし。まあ、楽しませるけどね。 | [投票] |
★3 | スズメバチ(2002/仏) | 人物が多すぎて、私には全員覚えられませんでした。でも何故、ノートパソコンを盗みに入ったの?それぐらいの目的だったら、こそっと逃げちゃうけど。 | [投票] |
★3 | 荒神(2002/日) | 僕は「2LDK」に軍配。漫画です。劇画です。「VERSUS」より数段下だと思う。あの女が最後に何かうっちゃりありと思っていたのに、、、、。残念。水準だけど。期待していたから。 | [投票] |
★4 | 2LDK(2002/日) | これは怖い映画だ。男の俺が見ていいのかなあとも途中で思ってしまうほど女の子リアル。それがだんだん昂ぶり始めとどまるところを知らなくなる。近年珍しい、見たくなかった映画NO1。しかし、画面熱中度NO1でもある。快作。結構気分爽快になるんですよ。 | [投票] |
★3 | フレディVSジェイソン(2003/米) | ホラー嫌いの僕が何もこんな映画見なくってもと思ったけど、気になり鑑賞。でも、全然怖くないんですよ。シリーズもの見てないから分からんがこんなものなのかい?堤幸彦の「2LDK」の方がずっと怖いよ。しかし、お話はうまく作ってあるし、合格。 | [投票] |
★3 | ザ・コア(2003/米=英) | 5000度もある地球の核に行くなんて事、土台無理じゃないの、と思ってしまうが、それは置いとけば、まあ面白い映画ではあった。地球が自転しなくなることの恐怖は、やはり各地の惨状だけでも恐ろしいが、何か映画ごとでない怖さを脳裡に感じてしまった。 | [投票] |
★4 | AIKI(2002/日) | いい映画ですね。加藤晴彦うまい。感心。セリフの喋り方の、特に低いトーンが心情よく出てる。映画では、自閉的になってしまった加藤に、周りからどんどん心を通わせるのだが、現実はそうでもないんだろうなあ。でも、勉強になりました。
[review] | [投票] |
★3 | アレックス(2002/仏) | 最初の30分が手持ちカメラどころでないぐるぐるカメラ。いつまともに映像を見れるんだろうと思いながら、どんどん例の時間後退映像。内容のなさ、映像の粒子も粗く、あっしには関係のない映画でございます。ペルッチはきれいです。 | [投票] |
★4 | オールド・ルーキー(2002/米) | 米映画のスポーツものは安心して涙を流せます。今日も滝のような涙を全観客と共に流しました。「フィールドオブドリーム」には届かないが、出色の出来。甘いと言われてもさわやかな感動モノです。 | [投票] |
★3 | セレンディピティ(2001/米) | 愛のロマンチックメルヘンといったところか。すれ違いがわざとらしい所を除けば及第点。アメリカも心を求めている人が多いのかなあ。 | [投票] |
★3 | 神に選ばれし無敵の男(2001/独=英) | ユダヤ人の受難をナチ台頭時に寄せてじっくりと描いている。まだ、良き時代だったのが分るが、セリフから、旧約聖書を今でも(時代はそのときだが)生活の真髄というか、信じているというのが分る。強いですね。日本人には永遠に分らないのかもしれない。
[review] | [投票] |
★4 | 少女の髪どめ(2001/イラン) | 無償の愛です。私たちが忘れているものです。イランにおけるアフガン難民者の生活も手に取るように分かる。美しい映像。自然のきれいなこと。生きている人間の明るいこと。優しいこと。すべて、映画が教えてくれる。
[review] | [投票] |