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[コメント] 自由学校(1951/日)
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★4小さなアバン・タイトル。佐分利信が「自由か..」みたいな独り言を云い、俯いて歩き出す。その足。次いで、屋外の高峰三枝子のバストショット。こちらは、キリっとした表情だ。この二人の対比に続いて、大磯の浜辺を横移動する画面に、クレジットが流れる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5喜劇的に混乱した世相を喜劇的に生きる喜劇俳優に囲まれて、佐分利信の心を映すものは何処にもなかった。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4毅然とした役の多い高峰三枝子の弾けっぷりと佐分利伸の愚鈍ぶりに、大笑いし一気に作品世界に引き込まれ、 エキセントリックなアプレ・カップル(佐田啓二/淡島千景)の登場で渋谷実の現実破壊は頂点に。よくぞ日常に帰結した危ない喜劇。 (ぽんしゅう)[投票]
★4荒唐無稽な笑いから徐々に「ニヤリ」、みたいな獅子文六の世界をしっかり描き切っている。でも何より一番ウケたのは [review] (くたー)[投票(1)]
★4今観ると喜劇にしか見えないが、当時は必ずしもそうとは限らなかったのかも。渋谷実の演出でいつになく攻撃的な高峰三枝子が面白い。淡島佐田のアプレ振りも観もの。大映の吉村公三郎監督版との競作。 (熱田海之)[投票(1)]