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[コメント] スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999/米)

 顕著に現れる宿命を背負うものと、その他大勢の差の虚しさ。そして技術を誇るだけの為に作られたようなシーンの連続に、専門学校の卒業製作を見せられたような退屈さを感じる。モニタの上で作られる映画に喜びは半減。
東京シャタデーナイト

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ほとんどの観客がダ−スベーダーのダースベーダ−っぷりを期待してアニー少年を見守っていた事だろう。その期待に答え、アニー君は、あっさりとしかも無自覚に、敵の中枢を破壊して物語を終了させてしまう。さすがはダースベーダーである。それはまさに少年漫画にありがちな、「与えられたもの」であり、そんなところに人間のドラマ的要素は皆無である。取り巻きが多少魅力的だった4.5.6に比べて、これから先は、ある意味「映画史上最強の天然」の羅列が続くのだろう。

 それにしても気になるのは、ジャージャーのウザさである。『フィフスエレメント』のクリス・タッカー並みである。道化は騒いでいるだけ、というアメリカ的配置にげんなり。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (8 人)けにろん[*] 荒馬大介[*] ゼロゼロUFO[*] まりな[*] 水那岐[*] kiona ペンクロフ[*] シーチキン[*]

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