★1 | まあ、いわゆるひとつの「世界残酷物語」の系譜ですわな。地雷原のごとき象の巣窟を抜けて兄妹が学校に通う道すがら、妹が落とした水筒を完全な構図のカメラがアップで捉える。なんであらかじめここにカメラが置いてあるの???幾多のアクシデントの中、なぜかすべりこみセーフ! (サイモン64) | [投票(2)] |
★4 | 2、3と続けざまに作ってほしい作品。大人の方こそ、世界の果ての通勤路、という映画が必要なのだ。 (G31) | [投票] |
★2 | 映画化することで、この子らに見返りは生じるのだろう。だがフィルムに焼き付けられたものはといえば「はじめてのお使い」となんら変わることもなく、ただこの不遇とされる子供たちの背後には厚遇ばかりが渦巻いているとしか思えないのだ。オトナの世界の汚さをあげつらうほど無垢ではないが、「商売上手」の世界としか見えてはこないのは確かだ。 (水那岐) | [投票] |
★3 | こういう事実があることがスゴい。何時間もかかる通学、命の危険もある通学。そんなに無理してまで勉強なんかしなくてもいいと思うのだが、やはりその子の将来を見据えて、学問が必要と判断しているのは、とてもよく出来た立派な親たちだと思う。 (KEI) | [投票] |
★3 | よく撮り、また、よく繋ぎすぎている。云い換えれば、コンテを練りすぎている。むろんそれ自体は讃えられてしかるべきはずだが、問題はその作為の痕があらわであることだ。撮影準備の万端な整えがありありと透けて見え、映画性と同義であるところの予測不能性の芽があらかじめ摘み取られてしまっている。 [review] (3819695) | [投票] |
★1 | あらかじめ用意されたシナリオにぴったりはまるように撮られた姑息な映画。特にアフリカの兄弟が口ずさむ歌に思いっきり西洋音階の伴奏をつけて「ちょっといい曲」に仕立て上げ、「ちょっといい雰囲気」を作り出したところで本当にがっかりした。対象を真摯に捉える気が全然ない。 (味噌漬の味) | [投票(1)] |