★2 | 失われゆく自然を護るのは封建社会の大地主という屁理屈でもって実相寺の右旋回は続く。だいたい哥がなんでヴィヴァルディなのだろう。掃除マニア篠田三郎の造形はメルヴィル「バートルビー」の詰まらないパクリ。見処は好色に走る桜井浩子。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 滅び行くものへの哀惜の念。怪奇大作戦25話の『京都買います』に通づる。 (TOMIMORI) | [投票] |
★2 | 現代日本の奇天烈なシンデレラ。そもそも篠田三郎が、奇妙な自己規律でおのれを縛って生きている変な男なので、急にこの物語の根幹に迫るセリフを叫び始めても少しも胸に響かない。俗物である兄らのほうが類型的な悪党ではあれ心情は理解できるのだから、これはまぎれもない失敗作であろう。 [review] (水那岐) | [投票] |
★4 | いつも通り、実相寺カントクの驚異的な映像を楽しむためだけに観た。この監督の場合、もう内容云々よりも映像がどーなってるのか?ってトコが重要なのです。あとは岸田森とか原保美を見て「おぉ、怪奇大作戦だぁ」って喜ぶのが楽しい(笑)。 (Ryu-Zen) | [投票] |
★3 | カメラは見たこと無いような動きを存分に見せてくれるが同時にストレスも溜まる。 [review] (t3b) | [投票] |
★3 | 新たに構築されるべき価値と、その運動が無に帰したとき、形骸化したカタチだけが亡霊のように残った。いつの日か魂が復活したときの拠り所として、カタチを死守しようとするジュン篠田三郎に託した石堂淑朗と実相寺昭雄の願いと叫びは悲痛だ。 (ぽんしゅう) | [投票] |