★5 | ラストはこのときのポランスキーの心境を伺わせる陰惨なまでの悪夢的描写。完全に彼岸の縁に立った男にしか成し得ない代物。血塗られた物語が痛々しい。ギルバート・テイラーの見る者を冒頭から圧倒的に世界に吸引するかのような深度ある映像も傑作。 (けにろん) | [投票] |
★3 | 何の破綻もなく、むしろ軽快に語られるポランスキーのマクベスは実にスマートだ。もっとゴツゴツ、ドロドロと情念を押し出した語り口に慣れてしまった我が身には、いささかもの足りない。結局、最後まで作品を引っぱったのはギルバート・テイラーの映像の力。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 雰囲気最高! (coma) | [投票] |
★4 | 黒澤監督の『蜘蛛巣城』の殺陣とは明らかに異なる殺陣シーン(でもあっちの方は矢ぶすまか…)は格好良いし、迫力充分。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | どうしても黒澤明と比較してしまう。そして両者でどちらが優れているかと問われるなら、矢っ張り黒澤だと云ってしまいたくなる。しかしそれはポランスキーよりも黒澤の方が演出力が勝っているというのとはちょっと違うと思う。アプローチの問題なのだ。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★5 | シェイクスピアとの微妙なバランスをとりながら所々ポランスキーが自己主張出来る題材。原作と監督との相性のよさを感じる。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(2)] |
★5 | 原作そのままの台詞が力強くて怖い。泥と曇天と石と濡れた木。湿気たスコットランドの霊気が肌寒いぐらい。権力者の孤独と不信と恐怖があざやか。プレーボーイのヒューヘフナーが出資したのは、そこに共感したのだろうか。私には黒沢の『蜘蛛巣城』と一卵性双生児。 (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★4 | 怖い。
幼い頃に父の背中越しに見ていた。なかなか寝つけず、鳥肌がおさまらなかった。 (myu) | [投票] |