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マクベス (1971/米)
Macbeth
[Drama]
製作 | アンドリュー・ブラウンズバーグ |
監督 | ロマン・ポランスキー |
脚本 | ロマン・ポランスキー / ケネス・タイナン |
原作 | ウィリアム・シェイクスピア |
撮影 | ギルバート・テイラー |
音楽 | ザ・サード・イヤー・バンド |
出演 | ジョン・フィンチ / フランチェスカ・アニス / マーチン・ショウ / ニコラス・セルビー |
あらすじ | ところはスコットランド。勇敢に戦い勝利をものにしたマクベス(ジョン・フィンチ)が戦友のバンクオと共に雨に打たれながらの凱旋の途中、魔女に出会い、予言を受ける。マクベスはいずれ王に、バンクオの子供もいずれ王になるという。その予言に心かき乱されたマクベスは妻の入れ知恵もあってついに現国王ダンカン殺害を決行。その罪を護衛のものになすりつける。その毒牙はバンクオ及びその一粒種にも及ぶ…『ローズマリーの赤ちゃん』のロマン・ポランスキーが格調よりも生々しさを前面に打ち出してシェイクスピア四大悲劇のひとつ『マクベス』を映画化した。アメリカの「プレイボーイ」誌のヒュー・ヘフナー社長が設立したプレイボーイ・プロダクション製作の第1作。 (モモ★ラッチ) | [投票] |
シェイクスピアとの微妙なバランスをとりながら所々ポランスキーが自己主張出来る題材。原作と監督との相性のよさを感じる。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(2)] | |
原作そのままの台詞が力強くて怖い。泥と曇天と石と濡れた木。湿気たスコットランドの霊気が肌寒いぐらい。権力者の孤独と不信と恐怖があざやか。プレーボーイのヒューヘフナーが出資したのは、そこに共感したのだろうか。私には黒沢の『蜘蛛巣城』と一卵性双生児。 (エピキュリアン) | [投票(1)] | |
ラストはこのときのポランスキーの心境を伺わせる陰惨なまでの悪夢的描写。完全に彼岸の縁に立った男にしか成し得ない代物。血塗られた物語が痛々しい。ギルバート・テイラーの見る者を冒頭から圧倒的に世界に吸引するかのような深度ある映像も傑作。 (けにろん) | [投票] | |
雰囲気最高! (coma) | [投票] | |
黒澤監督の『蜘蛛巣城』の殺陣とは明らかに異なる殺陣シーン(でもあっちの方は矢ぶすまか…)は格好良いし、迫力充分。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
怖い。 幼い頃に父の背中越しに見ていた。なかなか寝つけず、鳥肌がおさまらなかった。 (myu) | [投票] | |
どうしても黒澤明と比較してしまう。そして両者でどちらが優れているかと問われるなら、矢っ張り黒澤だと云ってしまいたくなる。しかしそれはポランスキーよりも黒澤の方が演出力が勝っているというのとはちょっと違うと思う。アプローチの問題なのだ。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
何の破綻もなく、むしろ軽快に語られるポランスキーのマクベスは実にスマートだ。もっとゴツゴツ、ドロドロと情念を押し出した語り口に慣れてしまった我が身には、いささかもの足りない。結局、最後まで作品を引っぱったのはギルバート・テイラーの映像の力。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
5人 | ||
9人 | ||
13人 | ||
4人 | ||
0人 | ||
計 | 31人 | 平均 | (* = 1)
POV
ハンバーガーとコーラと読書 (ろびんますく) | [投票(13)] | 中世イギリス劇 (verbal) | [投票(6)] |
◎ ケルト映画 ◎ (Pino☆) | [投票(5)] | スコットランドの子守唄 (町田) | [投票(3)] |
Links
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