★4 | パラレルワールド並置なんて子供っぽい発想の作劇を、すでに21世紀仕様の編集でもって堂々展開、複雑な政治状況が浮かび上がる。上映禁止後に一部カットで公開らしいが、それでもよくこんなの撮れたなとヒヤヒヤさせられる。ラストは秀逸。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★5 | タイミング、選択、行動次第で同一人物がこんなにも別人になり得る。 [review] (booca) | [投票] |
★4 | 人生は偶然の積み重なりか。人は時計の針を戻すことができないからこそ、過去の過ち、責任を引きずって生きていくしかない。
しかしこの「偶然」の中で起こる偶然は、それぞれ余りにも異なる路をたどることになる。 [review] (レモン汁) | [投票] |
★4 | 「神の目」から見ると人生はこう見える。でも「あの時、こうしていれば」と想像するしかない「人」のほうが、案外楽しいかも。 (夏炉冬扇) | [投票] |
★3 | 形式が先にありき、という感は否めない。 (鏡) | [投票] |
★4 | 冒頭の短いエピソードのつなぎの巧さに驚かされた。画作りは貧弱なものの、後期の作品に見られるようなディテールにこだわった美しい映像の萌芽が見受けられる。ほんと早く亡くなられたのが惜しい監督さんです。 [review] (ころ阿弥) | [投票] |
★4 | 結構、党の問題が潜んでいるのでとっつきにくい所もあるが、まあ20年前でこの作品が作られたこと自体、驚きに値する。面白いが、エネルギーは感じるも映像まではまだ熟してない。惜しい。彼は政治を離れた時に本質的な映像の撮れる人なんだと思う。 (セント) | [投票] |