★3 | 不条理というよりは子供の妄想話に近い。構図がいちいち美しい分だけ、絵面で説明しようとしている意図が鼻について、極めて教科書的な印象を受けた。本当の不条理を、見たことも聴いたこともない人間が、頭でのみ考えた欺瞞。この監督は撮ることにもう飽きているだろう。 [review] (ヒエロ) | [投票(1)] |
★4 | 多感な少年期の誇大妄想による悲劇、そして寒村があらぬ部外者により崩壊していく様が見事に折り重なり、美しい田園風景と音楽が殊更に辛辣さを増すように映し出されていく。もう冒頭の「ガマガエル破裂!」からしてこの映画、只者じゃないなと予感させる。ただ、なるべく自分が子供に戻ったつもりで観た方が、この悪夢を体感出来る。 (クワドラAS) | [投票(2)] |
★2 | アメリカの片田舎の黄金色の麦畑と猟奇的な子供殺しや、あくまで明晰な陽光と悪魔儀式めいた室内描写等、解像度の良すぎるフィルムの中の2項対立が全く心に沁みて来ず、これ見よがしにしか思えないのは、アイデア先行型のはまった陥穽の典型に思える。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 「わかってもらうこと」を露骨に意図しているかのような暗喩的映像は見苦しく思えた。原作者が監督なら当然のことなのかもしれないが、公開時にはそれを知らなかったので苦笑いするしかなかった。 (tredair) | [投票(3)] |
★2 | 過剰な演出から始まって、いろいろ言いたいことはあるけど、何よりもまず音楽がついていけなかった。 [review] (くたー) | [投票] |
★3 | 撮りたい映像だけ撮ったみたいな感じがして、話に惹きつけられなかった。映像はものすごく綺麗だけど、その世界観で泳げなかった。でも久しぶりにもう1度観てみたら、また違うかも。 (mize) | [投票(3)] |
★5 | 細かく覚えてないんだけど、麦畑、青空、炎といった映像美、そしてあの叫び声。
私は残酷だけど美しい映画だと思った。 (れいし) | [投票] |
★5 | 「妄想」と「悪夢」、子どもが引いたその「境界線」から噴出した、絶叫せずにはおれない「現実」とは。その圧倒的映像美に目をえぐられ、物語の衝撃に心を貫かれた。 (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(2)] |
★3 | 映画の作りは古典的、シーンは演劇的、だけど私にはよくわからなかった。ピンク・フロイド末期の印象。 (ぱーこ) | [投票] |
★2 | 印象的には4点だけど、観てから1週間くらいこのブルーというかグレイな気分を引きずってしまったので、2点にします。 [review] (小雪) | [投票] |
★3 | 妙に映像が頭のなかにこびりついています。 (モン) | [投票(1)] |
★3 | 不思議な雰囲気を持つ作品。この監督の他の作品はどうなのか興味があるが、観る機会がない。 (丹下左膳) | [投票(1)] |
★4 | 先に、小説のファンだったので、その映像世界があまりにも小説とシンクロしてて、その独特の美世界に幻惑♪ [review] (ボイス母) | [投票] |
★4 | 無垢ゆえの残酷、誰にもある子供時代の記憶 (U) | [投票] |
★4 | 子供の内に存在する死。「ミツバチのささやき」への裏オマージュ。主役の子の顔がイイ。 (ハシヤ) | [投票(1)] |