★3 | 相談受けて逡巡のドツボにはまる養護施設のアラタマ先生。脇役なのに何演っているのか判らなくなるのだが、後々印象に残るのも彼女の違和感で、情けないお父っあんを好演する小沢一郎の判りやすい造型と好対照であった。ブラジル移民の記録付。 (寒山拾得) | [投票] |
★2 | 加東大介と小沢昭一はいい。特に内藤洋子のダメ親父を演じる小沢はいい雰囲気だ。例えば道につばを吐く演技なんか見事なもんだ。この二人がいるので随分救われている。内藤洋子はこゝでも太い声と強い視線で存在感は抜群だが、映画は中盤から新珠三千代が大きく扱われ過ぎて新珠の映画のようになってしまいアンバランスな印象が残る。 (ゑぎ) | [投票] |
★2 | 若いカップル(内藤洋子・田村亮)に止むに止まれぬパッションがなく、中年女(新珠三千代)の悔悟は口先だけの上っ面、親達(小沢一郎・音羽信子)の苦渋も迫力不足で通り一遍。話の焦点が定まっていない上に、バカの一つ覚え的ズームの多様が感情移入を妨げる。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 無駄にショッパイ。(05・8・17) [review] (山本美容室) | [投票] |
★3 | 思わずビクっと身が震えるほど可愛らしい丸顔の内藤洋子。山田太一の脚本はセリフの背後に人生を想わせる。それをオーソドックスな手法で映し出していく、日本的人情ドラマの佳作。 (鷂) | [投票] |