[コメント] バロン(1988/英=独)
こんないいかげんな大法螺話を真剣に創ってしまう、その姿勢が素敵だ。生真面目な浪漫主義。その思想はストーリーにもそのまま反映されている。大事なのは理屈ではなく、夢を信じる精神の持ち方なのだというロマンチシズム。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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バロンとサリーの冒険が、バロンの語る武勇伝であったことがわかるクライマックス。でも、門を開くと…そこには全滅したトルコ軍の残骸が。夢と現実が溶け合っていくような、このあたりの展開は非常に好み。
ただ、その一方で「いい大人がなぁ…」とどこか引いて観てしまう自分がいるのも事実で。この映画は製作当時、中学生くらいの時に観たかった。
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