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[コメント] バロン(1988/英=独)

こんないいかげんな大法螺話を真剣に創ってしまう、その姿勢が素敵だ。生真面目な浪漫主義。その思想はストーリーにもそのまま反映されている。大事なのは理屈ではなく、夢を信じる精神の持ち方なのだというロマンチシズム。
緑雨

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







バロンとサリーの冒険が、バロンの語る武勇伝であったことがわかるクライマックス。でも、門を開くと…そこには全滅したトルコ軍の残骸が。夢と現実が溶け合っていくような、このあたりの展開は非常に好み。

ただ、その一方で「いい大人がなぁ…」とどこか引いて観てしまう自分がいるのも事実で。この映画は製作当時、中学生くらいの時に観たかった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (4 人)Orpheus ぽんしゅう[*] YO--CHAN[*] けにろん[*]

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