Keitaさんのコメント: 投票数順
エンジェル(2007/英=仏=ベルギー) | 『8人の女たち』と同様、一般受けしそうな今回のフランソワ・オゾン作品。オーソドックスな恋愛物語だが、色彩美や過剰な演出の中、ところどころ巧さも感じさせ、オゾンらしさは失せていない。(2007.12.16.) [review] | [投票] | |
チーム★アメリカ ワールドポリス(2004/米) | 面白いけど…、インパクト強いけど…、こんな映画を手放しに誉めるのは気が引ける。(2007.12.02.) [review] | [投票] | |
シッコ(2007/米) | 「アメリカの医療制度についてマイケル・ムーアが主張したいのはこれだ!」という視点が明確だからこその、ブレのない構成はさすが。残念なのは、ユーモアが際立たなかったことだ。(2007.09.01.) [review] | [投票] | |
あるいは裏切りという名の犬(2004/仏) | 男のノワール、硬派な秀作。こういう映画は男性に勧めたくなる。(2007.01.28.) [review] | [投票] | |
インサイド・マン(2006/米) | 退屈するヒマのない硬派エンタテインメント! クライブ・オーウェン演じる知的な強盗犯の設定がよく練られていて、それによって緊迫感が増していた。演技的にも、彼のインパクトに冒頭から引き込まれた。(2007.01.22.) [review] | [投票] | |
アンダーワールド:エボリューション(2006/米) | ハイテクとゴシックの融合という、斬新なビジュアルとアクションで楽しめた前作。それが前提にある上で、肝のアクションで前作を下回っては、映画を楽しめなくても仕方がないだろう…。(2007.01.21.) [review] | [投票] | |
スーパーマン II 冒険編(1981/米) | 1作目よりも、見せ場が充実して楽しめる娯楽作品になった。レックス・ルーサーの存在が、映画にとって刺激的なスパイスになっている。キャラクターへの愛着度がかなり高まった。(2006.08.22.) [review] | [投票] | |
カサブランカ(1942/米) | イングリッド・バーグマン、“君の瞳に乾杯”、「時の過ぎ行くままに」と、語るべき要素が多いメロドラマの名作だが、第2次大戦中の1942年製作という時代性を反映させている点でも、やはり名作なのだと思う。(2006.07.15.) [review] | [投票] | |
機動警察パトレイバー 劇場版(1989/日) | 実体のない敵の存在…それが実体のない恐怖を生む。その映像、世界観により、一級エンターテインメントアクションであると同時に、その映像、世界観により、一種のホラー映画でもある。どこかが、怖い。(2006.04.30.) [review] | [投票] | |
ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米) | 人間の汚い部分を正面から描くラース・フォン・トリアーにしか作れない作品。(2004.02.22.) [review] | [投票] | |
チェブラーシカ(1969/露) | 1話目:チェブラーシカ、かわいいなぁ→2話目:ゲーナのアコーディオン、寂しげだなぁ→3話目:なんだこの哀愁! 漂う寂しげな空気は! ……キャラクターがすごく愛らしいのも良いが、何より“ロシアン・ノスタルジー”が魅力的だった。(2006.03.07.) | [投票] | |
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女(2005/米) | アスランの雄叫びにも鳥肌が立ち、映画を楽しめたことは確かだ。ただ、映像化された「指輪物語」=『ロード・オブ・ザ・リング』のあの完成度を目にしてしまったあとでは、もやは物足りなさを感じざるを得ない。ある意味、不幸な作品だ。(2006.02.25.) [review] | [投票] | |
秘密のかけら(2005/カナダ=英=米) | アリソン・ローマンが魅力的! 全編ミステリアスな雰囲気が漂い、官能的でもある。サスペンスとしてよりも、雰囲気を大事にしたフィルム・ノワールとして楽しめる。(2006.01.22) [review] | [投票] | |
ナショナル・トレジャー(2004/米) | アメリカ建国史を学ぶキッカケになるのでは? 詳しく学ぶなら、この映画からではなく、映画に登場した東海岸の都市に観光に行くなり、自分で文献を調べることをお奨めしますが・・・。(2006.01.09.) [review] | [投票] | |
キング・コング(1933/米) | 今観ても迫力があるあのストップモーション。これこそ娯楽だと言わんばかりの、アクションとB級テイストがもたらす笑いのバランスが絶妙。ストーリーもコングをモテない男の代名詞と考えると、すごくすごく切ない…。これぞ金字塔!(2005.10.15.) | [投票] | |
シン・シティ(2005/米) | 気だるい雰囲気の中、クールぶってる中、ジョークとバイオレンスのオンパレードであることがむしろ爽快。ロドリゲスの映画に内容なんていつも無い。なのにいつも何か強烈な印象が残るから面白い。(2005.10.2.) [review] | [投票] | |
ライフ・イズ・ミラクル(2004/ユーゴスラビア=仏) | ボスニア内戦をここまで楽観的に、豪快にハチャメチャに、そしてユーモアたっぷりに描いていく前向き姿勢が力強い。この映画を観ていると、民族や国家の利己主義による戦争なんて馬鹿げたものだと本当に思えてくる。人生には奇跡くらいあったっていいじゃないか!(2005.8.17.) [review] | [投票] | |
宇宙戦争(2005/米) | 定番のかっこいい男・トム・クルーズの家族ドラマを長々見せられても共感できない。もっと宇宙人を生かしたB級的な作りで上映時間は90分で良い。この監督&主演コンビは『マイノリティ・リポート』に続いて失敗作を世に出してしまった。(2005.7.15.) [review] | [投票] | |
ストーカー(1979/露) | 静寂の中にある退廃的な“ゾーン”の世界観が恐ろしい。風、水、足音でそれを表現するのはまさにタルコフスキー。終盤では“部屋”に降り注いだ雨のように絶望が襲ってくる。希望や未来は一体どこにあるのか…(2005.7.3.) [review] | [投票] | |
サクリファイス(1986/スウェーデン=英=仏) | 遺作という意味ではタルコフスキーが次世代に込めた希望が強く表れた作品だ。だが、何を持って自己犠牲を描いていたのだろうか。抽象が、あまりにも抽象的になり過ぎた。残念ながら似た主題を持つ前作『ノスタルジア』に及ばない。(2005.7.3.) | [投票] |