★5 | ルノワールの水面と茂みの官能性は夢のそれに似ている。夢のように美しく、夢のように危険だ。そしてウォルター・ブレナンの圧倒的なすばらしさ。信じがたいほどの画面の充実。ファーストショットの水面の波紋を見ただけで傑作であることを確信できる。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★5 | ウォルター・ブレナンの荒唐無稽さよ!このジャン・ルノワールは、ハワード・ホークスも真っ青の映画的荒唐無稽さではないか! [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | 同時上映が「大いなる幻影」だったので衝撃がそちらにいってしまいあまりストーリーは覚えてないが「綿密」な事と沼のいう「場所」を大事にしている映画だった事を記憶している。 (ina) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭の湿地帯の描写で粘っこい映画を期待させるが、話はお定まりの開拓史ものに収まり、二三の見せ場以外ありきたり。短尺なのに人物詰め込み過ぎじゃないのか。 (寒山拾得) | [投票] |
★5 | 沼沢地を舞台にした一種の西部劇だ。特に川での拷問の最中にウォルター・ヒューストンが馬で到着するショットと、店から捜索隊が出発するショットは完全に西部劇のそれ。広大な空と大地の代わりに、ルノワール的な水面と窓・扉が多く出てくる。それにしても、ここまで充実しきったアメリカ映画をルノワールのような異邦人が作りえたことに驚愕である。天才には国境など無きに等しいのだろうか。 (赤い戦車) | [投票] |