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[コメント] 赤ん坊の食事(1895/仏)
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★4このフィルムの「微笑ましさ」は、演じられる情景の微笑ましさのみならず、構図にも依る。フレームの外へ出ていく被写体がなく、左右に居る両親の視線も、画面の中心に居る赤ちゃんに向けて注がれている、という、赤ちゃん中心主義の構図。構図はドラマだ。 (煽尼采)[投票(2)]
★3赤ん坊の笑顔は本当に可愛い。本作でも横を向いてニコッとする所も有り、もうたまらない。普通食事中は、なかなか食べないわ、汚すわ、ひっくり返すわ等々、親は全く大変で、この子は何というおりこうさんだと、感心した。余程機嫌のよい時に撮ったのだろう。 (KEI)[投票(1)]
★3絵心のある構図で、背景の風に吹かれる樹木が格好いい。赤ん坊が登場すると演出か否かは比較的どうでもよくなるのは何故だろう。 (寒山拾得)[投票(1)]
★4左に父親。右に母親。二人の間に赤ん坊。この画面の密度に圧倒される。両親の行為、視線、発話(サイレントだが)はすべて赤ん坊へ、つまり画面の中央へ向かって凄まじい勢いで注がれる。そのブラックホールのような微笑ましさの“密度”に私の視線も吸い寄せられる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4私が見たことのあるリュミエール作品はおそらく二十本にも満たないが、その中で云えば、これは『工場の出口』『列車の到着』『雪合戦』に次ぐ最良の部類の作品。赤ん坊を中心に三人が等間隔に横に並び、背景には斜めに走る建物の線とそよぐ木々。完璧な構図だ。 [review] (3819695)[投票(1)]