★3 | 電送人間(1960/日) | 冒頭からして「さあさあスリラーハウスへいらっしゃい!」と言う位だから、シリーズ中スリラー度は随一だ。徹底して復讐のみに奔走する犯人や電送エフェクトの奇怪な雰囲気もなかなか。だが、ご都合的な部分がやけに多くツッコミ所も満載。特にラストのタイミングばっちりさは物凄い。 | [投票] |
★3 | さらば箱舟(1982/日) | 良くは分からないが、どうも達観しちゃった雰囲気が感じ取れて、観てる方としては猥雑なパワーをもっと受けたかった。見世物小屋や時計に纏わるエピソード、自分探しのトリップも焼き直しに留まった模様。個人的には一時ハマったオキナワの景色を楽しもうとも思ったが、それもイマイチ気持ちよくない。 | [投票] |
★3 | 病院坂の首縊りの家(1979/日) | 人間関係が複雑な割りにオドロオドロしい情念の奥行きを今回はあまり感じない。草刈正雄の飄々とした似非探偵ぶりは良かったし、涼をとるには生首風鈴がおすすめだというのはよくわかった。このシリーズは個人的に謎解きよりもキャストや舞台が魅力的。 | [投票] |
★3 | 本陣殺人事件(1975/日) | 今にも2号ライダーに変身しそうな一文字隼人似の中尾彬だが、この現代風金田一も悪くない。トリック的にもよく出来ている。が、概ねこういうことなんだろうなと早い段階で予測できてしまった。もっと多くの怪しい奴を出して撹乱してほしかった気もする。 | [投票] |
★3 | ブリジット 女が男を奪うとき(1992/仏) | いくら犯罪を繰り返そうが迷うことなく愛してくれる妻。いいんだか悪いんだか。でも助けてくれるんだったらそっちのほうがいいかなやっぱ。 | [投票] |
★3 | トリプルX(2002/米) | スパイものとしての緊迫感は無いに等しいが、爽快感溢れる質の高いアクションの連打で帳消し。とぼけた表情で動き回るV・ディーゼルはハマリ役。ただ、敵組織のショボさと、案外笑顔が素敵なA・アルジェントはもっと綺麗に撮れたはず。っていうかもっとエロっぽく撮って欲しかった。 | [投票] |
★3 | 破壊!(1974/米) | 客を装い風俗嬢を裸にさせといて、「はい逮捕」。男としてそんな辛い仕事俺には絶対できません。P・ハイアムズの劇場デビュー作ということだが、先を行くカメラに向かってのロングチェイスは臨場感抜群。ただ、「破壊」って割には思ったより静かだった。 | [投票] |
★3 | サドン・デス(1995/米) | テロリストがドーム会場を占拠する中、観衆は試合に夢中。観衆の大歓声にアナウンサーの「場内はもう爆発寸前です!」。なんとも的確な実況中継。しかしこの数時間に於けるバンダムのカロリー消費量はハンパじゃないな。 | [投票] |
★3 | ユニバーサル・ソルジャー(1992/米) | ここはベトナムよろしくラングレンの勘違い暴走ぶりがナイス!モーテル・GS・レストランの各所でユーモア利かせながら最後はお約束の二人の肉弾戦。老若男女を問わないSFアクションのユニバーサルデザインとは言わないが、個人的には好きですねーこれ。 | [投票] |
★3 | タイム・アフター・タイム(1979/米) | M・マグダウェルのカクカクオドオドした演技がいいね。安心して楽しめるタイムスリップものだが、殺人犯ジャックのほうが現代社会に早く適応してしまうという現代社会への皮肉・失望めいたものも酌み取れて面白い。しかしあのラストは幸せなようでいて確実に歴史を狂わせたな(笑) | [投票] |
★3 | グライド・イン・ブルー(1973/米) | 一見のどかだが、ベトナム戦争余波の荒んだ空気が漂うアリゾナでの「警官よ大志を抱け」なお話。唐突に訪れる痛烈なラストはある種の余韻を残すが、所詮「イージーライダー」の二番煎じな感は否めない。ただ、コンプレックスっていうのは向上していく為の武器になるんだということを再確認できた。 | [投票] |
★3 | マキシマム・リスク(1996/米) | 「スピーシーズ」の印象からかN・ヘンストリッジの吸い込まれそうな爬虫類的な瞳・キスする時の半開きの口元・滑らかな肩のライン。特別妖しげな役柄じゃないんだけど、これがたまんねえ。「ボーン・アイデンティティー」を観た時、何故かこの作品を思い出した。 | [投票] |
★3 | セッション9(2001/米) | 怖いと言うより気が滅入る。通常2・3週間はかかる仕事を1週間でという割には休憩時間の描写が多いせいか随分のんびりとした仕事ぶりなのが気になった。 [review] | [投票] |
★3 | カラーズ 天使の消えた街(1988/米) | ドキュメンタリータッチで地味めな雰囲気だが、ハービー・ハンコックのケレンみサウンド&カーチェイスのシーンは突然賑やかになる。バディものとして観ると平凡な出来だが、カラーズの生態は妙に生々しい。さすがは元・ヤク中D・ホッパー!ってとこか。 | [投票] |
★3 | キャンディマン(1992/米) | Jホラーのハリウッドリメイクが製作される中、例えばその逆を考えた場合、本作を日本でやったらなかなか面白いんじゃないか。変に宗教的なものも絡まず、哀しみを湛えた怨念による恐怖・都市伝説という題材は日本の風土にもマッチするように思う。ほら、口裂け女にはみんなビビったでしょ? | [投票] |
★3 | 死にゆく者への祈り(1987/米) | ちょっと感傷的過ぎるし編集に荒さが見受けられるが、盲目の女性との安らぎ・似た者同士である神父とのせめぎ合いに活路を見出そうとするテロリスト役をM・ロークが好演。でも一番良かったのはビル・コンティの音楽かな。 | [投票] |
★3 | ゲシュタポ卍〈ナチ〉死霊軍団 カリブゾンビ(1976/米) | 水面からヌーっと現れるビジュアル系?ゾンビどもがうめき声一つ立てずに暗躍する様は、怖さは無いがどこかシュールな感じで悪くない。舞台となる孤島・洋館の寂れた雰囲気もまずまず。だが、中盤以降の展開に起伏がなく、クライマックスと呼べるものがあったかどうか。 | [投票] |
★3 | ダウニング街の陰謀(1985/英) | 良くも悪くも、いかにも80年代映画って感じ。全てが。 | [投票] |
★3 | デス・サイト(2004/伊) | 「レモ 第2の挑戦」・・・ [review] | [投票] |
★3 | SFバイオノイド(1986/米) | 「ターミネーター」+「未来世界」+「ボディ・スナッチャーズ」。こう書くと相当面白そうだが、そうでもない。でも80年代のホラーに愛着ある人種には果てしなくBな感じを含めまずまず楽しめる。 | [投票] |