[コメント] 命美わし(1951/日) - 点数順 (1/1) -
NHKラジオ小説のちょっといい話。こういうの演らせると杉村春子は最高である。贅沢な配役も見処で三國・佐田の兄弟も笠・小沢の対決も味がある。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
熱血ゆえの新聞記者(三國連太郎)の葛藤も、純情ゆえの高校生(佐田啓二)の苦悶も一途な良心がなせるわざ。終わってみれば問題が“希望”に替わる松竹大船マジック。何事も争わず肯定し世間(しがらみ)を超越する老父母(杉村春子/笠智衆)の達観が素敵。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
よくできた大船調。ヴォランティアで自殺救済する正義漢を笠智衆、その妻を杉村春子が演じる。この夫婦の硬軟の取り合わせがすごい。活殺自在の杉村のせりふ回しが無類の出来栄え。登場人物すべていい役者で豪勢に奢っており、強引なハッピーエンドも許せてしまう。 (ジェリー) | [投票] | |
会津若松のお城のガイドの声。石垣からお堀にかかった橋の上で、投身自殺の名所だと云う。夜。お堀からパンニングして、民家の灯り。この、お城の側の家が主な舞台だ。杉村春子と笠智衆が、それぞれ琴と尺八を楽しんでいる。 [review] (ゑぎ) | [投票] |