[コメント] サラエヴォの銃声(2016/仏=ボスニア) - 点数順 (1/1) -
着想はとても秀逸で、100年前のヨーロッパと現代との対比、そして歴史はあるけど、もう見掛け倒しで経営危機にあるホテル、を舞台にした寓話とも取れる作品であります。 [review] (セント) | [投票] | |
旧ユーゴとその周辺の'90頃からの紛争(戦争)にほとんど知識・情報のない私たちにとって、あまりよく判らない背景にかなり戸惑った。 [review] (プロキオン14) | [投票] | |
外ヅラだけ眺めていてもまあまあ面白いとは思う。ただ、ボスニア紛争にとどまらずバルカン半島の近現代史をもっと知っていたら、本作を本当に楽しむことができたのかなあとも感じてしまった。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
サスペンスを醸し出すはずの逸話の集合体が発酵せず、現代の欧州がはらんだ葛藤や不穏さが立ち上がらないので映画的な面白みがない。装置としての“ホテル”のカタチが見えない(原作が戯曲だから?)からだと思う。足りないのは長くて短い100年という時間の気配。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |