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セントさんのコメント: 更新順

★4復讐の十字架(2019/英)題名の十字架を象徴する真面目作。O・ブルームが自分の演技力に新たな挑戦を試みた問題作ともいえる。 [review][投票]
★5生きちゃった(2020/日)現代人においても心にあるものをそのまま言葉にできる人は少ないのではないか。私もその一人だ。昭和という隠れ蓑でそんなものかと無理に思わせていたが、やはり人間は、特に女性は「言ってくれないと全くわからない」らしい。 [review][投票]
★4朽ちないサクラ(2024/日)映画の流れとしては水準を行っていると思う。ある疑問から、謎が深まり、追求してゆく人間も警察の内部(警官ではない)というミステリーではすれすれのダメダメ環境だが、でもなかなか面白い。 [review][投票]
★3やくたたず(2010/日)今話題の三宅唱の処女作。モノクロ、北国の白い雪。札幌なのに、田舎感が色濃く出てる。青年期の3人の「18歳の今」をやさしく切り取っている。こんなに実際の人生が優しいとは思えないけど、でもいいのだ。何かを信じたい映画である。[投票]
★4アット・ザ・ベンチ(2024/日)5編のオムニバス。ベンチから見える人間の面白さ・おかしさ・哀しさ・怖さを何気なく、また意図的にも取り上げている。俳優陣が豪華で、お気に入りが多く、即映画館へ。 [review][投票]
★4THE MOON(2023/韓国)韓国映画で宇宙ものって初めてで、ちょっとどこまでできるんだろうと怪訝めで鑑賞。まあ、ハリウッドと比べては失礼だが、意外とよくできている。感心する。 [review][投票]
★3海の沈黙(2024/日)倉本聰久々の脚本ということで即映画館へ。渾身のホンだというが、何を見ればいいのかわからず、困惑する。演技はさすがで納得する。中井貴一はうまい。小泉今日子は相変わらず美しい。訳の分からない役で清水美沙が久々出演。[投票]
★3オアシス(2024/日)最近珍しいチンピラやくざ二人と女というトライアングル構造を通し、甘く、淡く、やるせない現代の若者の閉塞感を描いている。 [review][投票]
★3静かなふたり(2017/仏)ふとパリを楽しみたくてこの映画を見る。何か短編小説風の老人と若い女との愛と呼ぶべきか、心の重なり合いを描いた水彩画のような映画です。 [review][投票]
★4トラップ(2024/米)シャマラン作品なので以前と違いパスしようと思っていたが、たまたま時間の関係で鑑賞する。ところがこれが思わぬ秀作サスペンス。シャマランの実力を垣間見もし、また驚いた。 [review][投票]
★4本心(2024/日)原作未見。なのでこの映画をどう評価するか微妙です。というのも、、、 [review][投票]
★4デスパレート・ラン(2021/米)何気なく見た映画。ナオミ・ワッツまだまだきれいだなあ、なんてそんなファーストシーンから、走る走るワッツの心根が画面を超えて素顔でこちらに飛び込んでくる。完全娯楽作品だが、そこは米映画きれいな紅葉等映像が凝っているので退屈しない。お話は脚本のうまみもあり、二転三転、見せます。カップルでどうぞ。[投票]
★4カラオケ行こ!(2023/日)依然として何の前知識もないまま見た映画だったが、途中で山下の映画ではなかろうか、と思って見ていた。最後のエンドロールまで分からなかったが、見事的中し、ご満悦。山下の初期の映画群を感じ取れて、心躍る。あのふんわり柔らかモードがとてもいい。人生、こんな風でもいいよな。[投票]
★5愛にイナズマ(2023/日)最近めずらしい僕らが思っている沸々の想いをセリフに託している何気ないシーンの連続感がいい。このいわば本音感はただ事ではない。、、と思います。 [review][投票(1)]
★4人間の境界(2023/ポーランド=仏=チェコ=ベルギー)人間として、人間であるならば、人間としての心があるならば、そして我々が人間でありたいと思うのであるならば、見なければならない映画である。いつもニュースに甘んじて深く考えなかった自分自身をとても恥ずかしく思う。 [review][投票]
★5熊は、いない(2022/イラン)これは面白い。冒頭の、カフェのウェイトレスに至るまでのあのセンスの良いつなぎのカットにうならせられる。と、そこからは現実と虚構がせめぎあい、ここからはもうパナヒの思うツボになる展開が待っていた。 [review][投票(1)]
★4憐れみの3章(2024/英=米)鬼才ランティモス作品。「哀れなるものたち」が凄かったので、見る前から肩肘立てて見てしまったが、今回は意外やお気楽風で、またオムニバスということもあり、楽しく鑑賞する。 [review][投票]
★5ぼくのお日さま(2023/日)スタンダード版画面、フィルム映画風粒子。時間は90分。映画のちょっと前の基本を地で行く秀作現る、とこんな印象の映画です。 [review][投票]
★4ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024/日)見ている間は題名の意味も考えず、思わずただ一人の青年の成長をつくねんと見つめている。ただただ両親、祖父母の熱い愛情で育てられた普通の少年。それが変わってしまうのが、、 [review][投票(1)]
★5Cloud クラウド(2024/日)黒沢清、本来の現代における不気味で意味不明な狂気というものに久々に挑戦した感があり納得です。快作です。 [review][投票]