ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
爛 (1962/日)
[Drama]
監督 | 増村保造 |
脚本 | 新藤兼人 |
原作 | 徳田秋声 |
撮影 | 小林節雄 |
美術 | 下河原友雄 |
音楽 | 池野成 |
出演 | 若尾文子 / 田宮二郎 / 水谷良重 / 丹阿弥谷津子 / 船越英二 / 弓恵子 / 藤原礼子 / 倉田マユミ / 浜村純 / 殿山泰司 |
あらすじ | 若手実業家浅井(田宮二郎)の妾となった元ホステスの増子(若尾文子)は、都内の安アパートに囲われて酒に麻雀に爛れきった生活を送っている。ある日増子を浅井の本妻柳子(藤原礼子)が尋ねてくる。増子は留守だと白を切って神経質そうな柳子を蔑んだ目で覗き込んだ。浅井が柳子と離婚したのはそれから間もなくのことだ。二人は小奇麗な新居に移るがそこへ今度は増子の姪の栄子が押しかけてくる。田舎の親が勧める政略的な結婚が厭で家を出たのだそうだ。増子は栄子の爛入にようやく手に入れた妻の座の危機を感じとった。 徳田秋声の原作を新藤兼人が現代に置き換え脚色、増村保造が監督した愛憎ドラマ。<大映/88分/白黒/スコープ> (町田) | [投票] |
タイトルは「ただれ」と読む。スリップ姿の若尾文子。倉田マユミが麻雀を誘いに来る。階段で十朱久雄とすれ違う。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
あのスカしたような終わり方に、逆にシビれた。因果応報的な展開も、妙に納得。 (檸檬) | [投票] | |
『にっぽん昆虫記』都会版という印象。田宮二郎がそこまでいい男なのかどうか疑問。 (直人) | [投票] | |
都市と村落、正妻と二号、堅実と放埓といった座標軸の世界で、輝く方向に女が惹かれていく筋書きは画一的である。対照的にかつ意図的に叔母と姪が規格外に艶めかしく、見慣れた若尾よりも細腰の水谷良重に驚いた。微熱を孕んだ好奇心の表現が既に達人芸の域。 [review] (ジェリー) | [投票] | |
余りに図式的教訓的なストーリに古臭さを感じるも若尾文子の倦怠演技には魅せられるところが多い。勿論、田宮二郎も。 [review] (町田) | [投票] | |
男と女の愛憎が、こんなに見事にサスペンスになるのか、と感心。演技もさすことながら、たぶんいちいち考え抜かれた男と女の構図と簡潔な編集が、そのサスペンスの張本人かも。 (エピキュリアン) | [投票] | |
空間を生かしたカメラアングルが実に格好良い。この映画の若尾さんは結構口うるさい母ちゃんになりそう。 (マッツァ) | [投票] |
Ratings
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計 | 13人 | 平均 | (* = 1)
POV
映画で見る石川県 (づん) | [投票(7)] | むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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