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北京好日 (1993/中国=香港)
Zhao LeFor Fun
[Drama]
監督 | ニン・イン |
脚本 | ニン・イン / ニン・ダイ |
原作 | チェン・チエンコン |
撮影 | シャオ・フェン / ウー・テイ |
美術 | ヤン・シアオウエン |
音楽 | モン・ウェイトン |
出演 | ホワン・ツォンルオ / ハー・ミン / ホワン・ウェンチェ / ヤン・ヨウタン |
あらすじ | 京劇の劇場に住込みの守衛を続けてきた韓(ホワン・ツォンルオ)さんは独り暮らし。人手不足の劇場で上演の手伝いに明け暮れてきたが、もう定年。退職後あり余る時間を潰すのはつらい。ある日公園でゲートボールならぬアマチュア京劇の老人グループを発見。京劇ならまかせろと、この爺ぃ、みんなの前で腕前を披露し一目置かれる存在に。これに舞い上がってしまって稽古場や指導員の手配に奔走、正式に京劇団を設立してすっかり団長気取り。頑固で強情な爺ぃは口うるさく「指導」に励む。お祭りの日、ハレの舞台を踏んだ劇団。爺ぃはここで「指導」に大失敗して落選。劇団員との感情的亀裂は深まる……。さぁ頑固爺ぃの韓さん、どうする? [more] (Amandla!) | [投票(2)] |
シネマヴェリテという古語を彷彿とさせるインタビュー場面の創造を混じえた劇作がとてつもなく洗練されていると思う。ある種のいかがわしさを交えたドキュメンタルな作風から香り立つ60年代風味が堪らない。 (けにろん) | [投票(1)] | |
これはとても技巧的完成度の高い映画。しかもドキュメンタリータッチでこれだけの技量を披露するのだから大したもんだ。お祭の日のインタビューからコンテストへの繋ぎ。コンテストの場面で叱られたハンから夜の道を歩く仲間たちへのディゾルブ。針に糸を通すシーン。ラストのディゾルブとストップモーション。もう唸ってしまう。 (ゑぎ) | [投票] | |
激動の中国を生き抜き、都市の片隅に吹き溜まりたむろする者たちの生きがいが唄と楽器であるという決定的な人間らしさ。作中では何も語られないが、嬉々として取材に応じる老人たちの姿に、20年代生まれであろう彼らの経た波乱の気配を感じずにはいられない。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
冒頭の北京市内の移動撮影からタダモノじゃないと感じてしまう。撮影→ビットリオ・ストラーロ、と言われたら信じてしまうだろう。若い女性監督ながら、男性の老人集団を題材に選ぶ発想に驚く。しかも成功している。 [review] (ジョー・チップ) | [投票] | |
北京に暮らす、この老人たちのバイタリティには脱帽。北京の路地裏をうろうろしたことがある人なら、思わずハタと膝を打つ描写がいっぱい。中国女性監督、ここにあり。 (Amandla!) | [投票] | |
老齢の戯迷(京劇マニア)達、古き良き北京の胡同 (佐保家) | [投票] | |
この時点でニン監督、まだ30代前半だったそうです。この年齢で老人の日常を撮ろうなんてことをよく考えたもんです。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
今でも北京で見れる素敵な光景。 (カノリ) | [投票] |
Ratings
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7人 | ||
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計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
POV
アジアの片隅で…狂い酒飲み干せば… (けにろん) | [投票(16)] | 私的中華圏の映画(アクションもの以外) (ハイズ) | [投票(3)] |
無人島に持ってく何本か (佐保家) | [投票(2)] | 戯劇 (佐保家) | [投票(1)] |
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