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極道黒社会 RAINY DOG (1997/)

製作池田哲也
監督三池崇史
脚本井上誠吾
撮影李以須
美術鄭鴻展
音楽遠藤浩二
出演哀川翔 / 田口トモロヲ / 陳仙梅 / 何建賢 / 李立群 / 高明駿
あらすじ「媚びるな!…お前は、犬じゃないんだ…」…舞台は現代の台湾・台北。兄貴分との諍いから日本を離れたやくざの優児(哀川翔)は、今では日本からの刺客・本阿弥(田口トモロヲ)に命を狙われつつ、地元のマフィアに殺し屋として雇われている。…ある日、昔の女から「アンタの子」として口のきけない少年チェン(何建賢)を押し付けられた優児は、やむなくその子と暮らし始めるのだが、そんな彼に敵対組織のボスの暗殺命令が下り…。三池崇史監督の「黒社会」三部作の第2弾。全篇台北ロケを敢行し、雨の降りしきる異国の街を彷徨う日本人ヒットマンの姿を描いた、ハードボイルドロマンの隠れた秀作。(本篇95分) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5三池崇史哀川翔。「極道」。そんな外見からはちょっと想像できない(失礼)くらいに静かに心に沁みる、隠れた秀作ハードボイルド。雨に濡れる少年。雨に濡れる犬。どこか哀しく響く歌。…ただ、雨は降りしきるだけだ。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
★5これは5点ですわ。心にしみる空気感。ちょっとウエットな終わり方がまたよろしい。新宿より台湾だ〜! (worianne)[投票]
★4往年の東映やくざ映画を彷彿とさせるロケが実に素晴らしい。溝川、木枠の窓、列車の座席、砂浜のトーチカ、舗装道が尽きて湿地抜けて海に至る道路、あらゆる場所に抜群の磁場が発生している。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4降りしきる雨が印象的な台北ロケ。ゲリラ的に撮ったとは思えないほどリリシズムに溢れ、尚且つ土着的感性にも優れている。この監督作の中では極めて渋めな作りで、主人公も北野作品を思わせる無口っぷりがストレートに虚無・彷徨を伝えてくるアウトローだ。展開に高揚は無い。でも本作の肝は主人公にとっての、まさに“雨の慕情”だね。 (クワドラAS)[投票(1)]
★4台湾に降り続ける雨は物語と見事な融合をしている。10年で30本の映画を作り、100本の作品に出演する二人の忙しさ真っ最中なのに。この静けさを携えた堂々とした作風は驚愕。 (ALPACA)[投票]
★4哀川翔が明らかに新ステージに移行した映画。北野武作品よりずっとずっと静か。「黒社会」三部作必見。 (dahlia)[投票]
★3雨、オートバイ、男、女、少年。喜びも悲しみもなく、ただ犬のように静かに「生きるか死ぬか」(Dead or Alive)だけ。 (crossage)[投票(1)]
★3脚本がよかったかなあ・・主人公中心でもないし、子供の描き方もいやらしくなかったかな。 (vengo)[投票]
Ratings
5点2人**
4点6人******
3点10人**********
2点2人**
1点0人
20人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
『時計じかけのオレんち』:からくり特集 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
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