★5 | 思い出がキラキラと蘇ってくる感じを目で見せられているような。または絵で描くとこうなるといったような。 [review] (おーい粗茶) | [投票(2)] |
★5 | 不覚にも落涙。ふたりが笑いながら歌い、その間に徐々にふたりの距離感が縮まっていくシークエンスがなんとも微笑ましい。現実と地続きのファンタジーは案外乗りやすいことを気づかせてくれる。川栄李奈は何をやらせても器用。声優も上手い。彼女のコロコロとした笑い声は、アニメの少女・ひな子と一体化していた。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★5 | 重い事実をもはらみながら、決してじめじめした停滞をよしとしない和風カートゥーンの爽やかさよ。そこここにご都合主義が転がっていても気づかせない、なんとも可愛らしく退廃に陥らない健やかさが、あえて若い世代に提示される事実は湯浅政明は彼らに絶望していないことを確信させる。アニメならではの絵の上の嘘も溢れており、実写の「代わり」ではないとの高らかな宣言を発するかのようだ。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 飄々とした人物造形は、"今風"を装いながら現代の若者への問い掛けを。達観した怪奇譚には遠い懐かしさを覚えた。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★2 | 人物が人間ならぬ作劇の為の人形にしか見えてこない。肉体の線ではなく衣服の線で描かれる人物の、その衣服のヒダや膨らみも決してその心のヒダや膨らみには見えてこない。歌のユニゾンはアイデアだったかも知れないが、繰り返し喚かれれば無神経さにうんざりせざるをえなくなる。情理の結節点を欠いた脚本は説明を垂れ流すだけに見えた。 (鷂) | [投票] |