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殺したのは誰だ (1957/日)
[Mystery]
製作 | 浅田健三 |
監督 | 中平康 |
脚本 | 新藤兼人 |
撮影 | 姫田真佐久 |
美術 | 松山崇 |
音楽 | 伊福部昭 |
出演 | 菅井一郎 / 山根寿子 / 渡辺美佐子 / 小林旭 / 西村晃 / 大森義夫 / 殿山泰司 / 浜村純 / 筑波久子 / 清水将夫 |
あらすじ | 初老の域にさしかかった中古外車のセールスマン栄吉(菅井一郎〕は売り上げが伸びず社長(大森義夫)への借金がかさんでいた。苦労して進めていた商談も手段を選ばない若手セールスマン中川(西村晃)に出し抜かれてしまう。私生活では妻に先立たれ、愛人の由利江(山根寿子)がひとりでやり繰りする場末の飲み屋に転がり込んでいた。キャバレー勤めの娘の克子(渡辺美佐子)の生活も乱れ、大学生の息子次郎(小林旭)は怪しげないバイトに手を染めていた。そんな栄吉に保険金詐欺の話が持ちかけられるのだが。戦後復興に乗り遅れた男たちの顛末を描く新藤兼人脚本、中平康監督の日活フィルムノワール。(スタンダード/白黒/91分) (ぽんしゅう) | [投票] |
『狼』に続く新藤の菅井一郎保険金ものでさらに煮詰まっており、殺したのは社会なんだが死の本能でもあるという含意がもの凄い。浜村純と殿山泰司の怪演極まる中平日活ノアール。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
金を持っている奴のところに金は集まる。そんな経済復興期の道理に乗り遅れた者たちが金に追われて金を追う。冒頭の一見華やかだが空回りぎみの商談から男は一直線に世の果てのような荒んだ飲み屋へと下降する。一気呵成の容赦無用ぶりに中平康の凄みが炸裂する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
日活ロゴの時点で、オフでエンジン音が聞こえる。クレジットは、キャデラックのダッシュボードの画面。本作は、老いた自動車ディーラー役の菅井一郎が純然たる主役だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 3人 | 平均 | (* = 1)
POV
誰も見てない? (犬) | [投票(25)] | マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] | 殺しの手帖 (犬) | [投票] |
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