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ジミー、野を駆ける伝説 (2014/英=アイルランド=仏)
Jimmy's Hall
[Drama]
製作総指揮 | パスカル・コーシュトゥー / アンドリュー・ロウ / ヴァンサン・マラヴァル |
製作 | レベッカ・オブライエン / グレゴワール・ソラー |
監督 | ケン・ローチ |
脚本 | ポール・ラヴァティ / ドナル・・オケリー |
撮影 | ロビー・ライアン |
美術 | ファーガス・クレッグ |
音楽 | ジョージ・フェントン |
衣装 | エイマー・ニー・マオルドムネイ |
出演 | バリー・ウォード / シモーヌ・カービー / アンドリュー・スコット / ジム・ノートン / ブライアン・F・オバーン / ショーン・カレン / カール・ギアリー |
あらすじ | アイルランドの片田舎のある町に、内戦後アメリカに身を寄せていた社会主義運動家、ジミー・グラルトン(バリー・ウォード)が帰って来た。かつての恋人だったウーナ(シモーヌ・カービー)をはじめとした旧友たちは彼を歓迎し、母親のアリス(アイリーン・ヘンリー)もその帰還に安堵の溜息を洩らすのであった。彼は以前、この町に自由な思索と交流、ありとある行動の本拠地であるホールを建設、人々に大いに歓迎されていたが、閉鎖の憂き目を見た過去をたどっている。それゆえ敢えて彼を排斥する保守派のリーダー、シェリダン神父(ジム・ノートン)にホールの再開を申し出るジミーだったが、彼の影響力を重く見る神父は黙殺を決め込むのだった。〔109分〕 (水那岐) | [投票] |
80歳近くになっても、なお権威や恐怖で自由を制限し、一般市民を抑圧しようとする権力に対する闘争を描くケン・ローチの熱い心には感服させられます。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
退屈しないけど、惹き込まれない。実在の人らしいけど、主人公のカリスマ性が感じられないからか…。ケン・ローチの相変わらずの情熱はやっぱりすごいとは思う。 (あちこ) | [投票(1)] | |
史実には敬意を表したいが、映画は漫然として捉え処なく、予想通り展開するのを確認するばかり。山本薩夫並の面白さを求めるのは無い物ねだりか、でもローチも現代劇ではそうするじゃない。彼の史劇は渋過ぎる。 (寒山拾得) | [投票] | |
いつでも体制に反するものは押さえつけられて不運な道を歩まされちゃうんだよね。でも、これ誰?ってお話でした。ローチ先生まだまだ怒ってます。 [review] (jollyjoker) | [投票] | |
アメリカ合衆国の主要な民族的ルーツであるアイルランドのランドスケープに「アメリカ映画」の魂の祖型を見出そうとするのはあながち暴挙とも云えないはずだ。それすなわち「ダンス」「自転車」「老母」である。物語の過酷は、それらが幸福の徴であり続けることを赦さない反-映画的力学として暴かれる。 (3819695) | [投票] | |
ジミーズ・ホールでよかったんじゃないか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
おそらくは世界各地に見られるであろう庶民のリーダーと若者たちの蜜月時代が、守旧派の大人たちに完膚なきまでに潰されるという典型的な図式。今敢えてこれを描く必然性が全く見えてこず、感じられるのは彼だけは特別であるとの傲慢な認識。今そこからくみ取れるエッセンスは単なるノスタルジアの域を脱するには不足な感傷。 (水那岐) | [投票] |
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