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今日子と修一の場合 (2013/日)
Case of Kyoko Case of Shuichi
[Drama]
製作 | 大日方教史 |
監督 | 奥田瑛二 |
脚本 | 奥田瑛二 |
撮影 | 灰原隆裕 |
美術 | 竹内公一 |
音楽 | 稲本響 |
出演 | 安藤サクラ / 柄本佑 / 和田聰宏 / 小篠恵奈 / 和音匠 / 田部周 / カンニング竹山 / 柴田理恵 / 諏訪太朗 / 高橋源一郎 / 高橋長英 / 宮崎美子 / 平田満 |
あらすじ | 朝の街中を疲れ切った女が歩いている。女は今日子(安藤サクラ)。デリヘルの仕事帰りなのだ。アパートへ着くと、死んだようにベッドに倒れこんだ…。少年刑務所を刑期を終えて出所した修一(柄本佑)は、東京の小さな町工場で職を得た。前科のある彼を迎える職場の視線は厳しい…。今日子が起き出して遅い朝食を作り始めたところに、同棲してる男(和田聰宏)が帰って来た。彼女は男の名前も知らない。男は金を今日子に無心する…。孤立気味の修一に事務員の少女(小篠恵奈)が何かと声をかける。そんな2人に同僚たちは冷めた視線をおくる…。そして、あの瞬間が訪れた…。奥田瑛二劇場映画監督第6作。 (けにろん) | [投票] |
震災・津波に留まらず、いじめや元受刑者の社会復帰、生保業界の人倫にもとる営業強制など社会的な言及に忙しいが、安藤サクラと柄本佑の悲劇がともに(夫/父の)「失業」に端を発するとしたあたりは地に足が着いており、また『自転車泥棒』ほか諸々を参照するまでもなく、映画の起点としてふさわしい。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
希望を絶たれた人も自己否定との葛藤のなか尚生き続けるしかないわけで、さすれば渡世のしがらみから無縁でもいられない。そのことを直視することは、意味があると思う。3.11は多くの幸せを粉砕したが、救いがたい過去も消し去った。これも事実であろう。 (けにろん) | [投票] | |
主役二人の側に立った映画を撮りたいという思いが伝わるが、人間観察がまるで見えてこない。また、つらい人生に家族の地震被災という追い打ちをかけるという欲張りに大した付加価値がなく、焦点がぼけてしまった。不幸の話にはトリア―なみの人生洞察力が必要。 (ジェリー) | [投票] | |
何か全てが勘違いのうえに成立しているのではないのか。東京で抱擁していたら地震で相手刺したなんて無茶で東北大震災を語っていいものなのだろうか。思い出しただけで悪寒のするカンニング竹山のレイプシーンでもう1点減点。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
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