★3 | 考えてみると、本作はまさしく日本における『ジーザス・クライスト・スーパースター』なんですよね。8年も前なんだから、もうちょっと世界的に評価されても良いような気がするんだけど…物語に華がないから駄目ですかね? [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★3 | 稀代の英雄を描きながら殺陣の快感など何処にもない、明らかなる市民運動とのダブルミーニングと化す時代劇。四郎は苦悩するリーダーであり、先走る部下たちによって自らの手を下さぬまま没落を運命づけられてゆく。その姿は上映当時の市中の指導者たちだったのだろうか。 (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 夜のキリシタンの集会。ローキーの画面。屋内の十人ぐらいの農民たち。代官所の役人(侍たち)が突然押し入り、年貢を納められるか問いただす。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 『飼育』に続きここでも議論はイマイチと思うが、蓑踊りや磔などの長回しの画は凄味がある。後者だけで政治映画を撮ろうとしたのがアンゲロプロス、という影響関係が窺える。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★2 | 勿論、『銭形平次』以前の大川橋蔵であるが、この映画は時代劇という風景の中にある全共闘運動であり、安保闘争とシンクロする島原の乱である。しかし、出来上がった映画はその闘争色に陰りがあると思う。この頃の大島渚ならもっと戦闘的であって良いはず。 (chokobo) | [投票] |