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牝犬 (1931/仏)
La ChienneIsn't Life a Bitch?
[Drama]
製作 | シャルル・デビッド / ロジャー・リシェブ |
監督 | ジャン・ルノワール |
脚本 | アンドレ・ジラール / ジャン・ルノワール |
原作 | ジョルジュ・デ・ラ・フシャルディール |
撮影 | テオドール・シュパルクール |
美術 | ガブリエル・スコナミロ |
出演 | ミシェル・シモン / ジャニー・マレーズ / ジョルジュ・フラマン |
あらすじ | 会計係の退屈で冴えない中年男ルグラン(ミシェル・シモン)は会社の仲間から馬鹿にされ、家でも口うるさい妻のせいで唯一の趣味の油絵も描かせてもらえない。ある夜、情夫のデデ(ジョルジュ・フラマン)に乱暴に扱われる美しい娘リシュエンヌ(ジャニー・マレーズ)を助けたことから、ルグランは彼女に夢中になってしまう。ところがリシュエンヌは情夫デデからいくら邪見にされても別れられず、ルグランとは付かず離れずのあやふやな関係を続けていた。そんな二人に目を付けた情夫デデは、リシュエンヌを使ってルグランの絵を売りさばき金を稼ぎ始めるのだった。リシュエンヌ(シエンヌ=牝犬)を巡る男たちの罪と報いの物語。(白黒/96分) (ぽんしゅう) | [投票] |
軽重はあるにせよ人は罪を犯すものだが、必ずしもそれに見合った報い受けるとは限らないという、アンチ勧善懲悪の非(不ではない)道徳物語。どうしようもない奴しか出てこないのに不快さも悲惨さなもなく、飄々としたラストの"どうせ人間なんてさ・・"の達観に苦笑い。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ドキリとするぐらい見事にテンションの高い演出がある反面、困ってしまうようなサイレント臭いシーンもあり辛い。サイレントなら許してしまえる、いや、美点と云っていい古くささもトーキーでは幼さに見えてしまう。プロローグとエピローグのこういう開放された精神こそジャン・ルノワールの素晴らしさだ。 (ゑぎ) | [投票] | |
冒頭のギニョール劇の大失点ゆえに前半部は不調ながら後半部は格調高い演出が続いてぐんぐんとよくなり、最後は人生の皮肉さをこれ以上ない程の具体性をもって見せる。編集のうまさは山中貞雄の域にある。ジョルジュ・フラマンという役者が面白い。 (ジェリー) | [投票] |
Ratings
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計 | 4人 | 平均 | (* = 1)
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