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赤い波止場 (1958/)

[Action/Crime]
製作水の江滝子
監督舛田利雄
脚本池田一朗 / 舛田利雄
撮影姫田真佐久
美術木村威夫
音楽鏑木創
出演石原裕次郎 / 北原三枝 / 中原早苗 / 轟夕起子 / 大坂志郎 / 岡田真澄 / 土方弘 / 柳沢真一 / 二谷英明 / 二本柳寛
あらすじ神戸港。杉田という男がクレーンで頭を強打されて殺された。それを無粋だ、と吐き捨てる男は、東京から流れてきた次郎(石原裕次郎)だ。彼は飽きた情婦・マミー(中原早苗)のもとを去り、些細なことで知り合った圭子(北原三枝)を乗せた船で戯れる。彼女こそは杉田の妹であり、次郎と腐れ縁の刑事・野呂(大坂志郎)から彼に気をつけろと助言されるのだった。港祭りの夜、雑踏のなかで次郎と圭子は再会する。次郎は、彼の不実を詰るマミーに目もくれないが、マミーの口から兄は薬の運び屋だ、と知らされた圭子は心を乱す。一方、次郎の弟分チコ(岡田真澄)は、次郎を狙う刺客を待ち受けて拳銃を抜くのだったが…〔99分/モノクロ/日活スコープ〕 (水那岐)[投票]
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全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4裕次郎がいつも誰かに命を狙われているという設定が好きだ。シネスコの横長画面で、男二人が両端に向かい合って立っているという構図もカッコいい。清順のようなハッタリには欠けるかもしれないが、舛田利雄のツボを押さえた演出は見事だと思う。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★3裕次郎には「赤い」から始まる映画が3本あり、いずれもが舛田利雄監督作だ。中でも『赤いハンカチ』は裕次郎の代表作というだけでなく日活ムードアクション屈指の傑作だが『赤い波止場』もやや雑な印象を与えるが決して悪くない。特に舞台となる神戸の情景がいい。それは木村威夫の美術と姫田真佐久の撮影がいいということだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3「七色のパンティ」はたしかに見えた。モノクロだって色を表現できるんだよ。 (黒魔羅)[投票]
★2絵的には日本製ノワールという作り方で、軽いローポジから影の濃淡濃く描写して見せる室内や酒場のデザインはなかなか。それに外光を積極的に取り込んだ神戸市街ロケ撮影も割りにいい。こうしたバタ臭さに比べてどうにも主人公のウェットさがおさまり悪過ぎる。 (ジェリー)[投票(1)]
★2クチバシの黄色いボンボンが情の篤い女を捨て、北原三枝なんていうどこに魅力があるか判らないシロウト娘に惹かれてしまい墓穴を掘る物語。クサい飯食って頭を冷やしてこい。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点3人***
2点2人**
1点0人
6人平均 ★2.8(* = 1)

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