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いいかげん馬鹿 (1964/日)
[Comedy]
製作 | 脇田茂 |
監督 | 山田洋次 |
脚本 | 山田洋次 / 熊谷勲 / 大嶺俊順 |
撮影 | 高羽哲夫 |
美術 | 浜田辰雄 |
音楽 | 池田正義 |
出演 | ハナ肇 / 犬塚弘 / 岩下志麻 / 花沢徳衛 / 桑山正一 / 松村達雄 / 石井均 / 殿山泰司 |
あらすじ | 終戦直前、弓子(岩下志麻)は瀬戸内海の小島に疎開してきた。彼女はそこで孤児・安吉(ハナ肇)と島で初めての友人になるが、大切なお嬢さまを危険な目に遭わせたというので安吉は養父と喧嘩になり、舟で島を飛び出してしまった。年月は流れ、弓子が大学に合格したその日、ジャズバンドの興行主として安吉は島に帰ってきた。久々に再会した弓子の美貌に陶然となる安吉だったが、コンサートは村長のライバル・竜王丸(石黒達也)にストリップショーだと因縁をつけられ滅茶苦茶になってしまった。スポンサーに逃げられ、赤字分だけ旅館で働かされる安吉だったが、ただでは起きなかった。彼はもっと凄い客人を連れて来たのだ。〔86分/カラー/ワイド〕 (水那岐) | [投票] |
視点を変えるとかなり切ない話しである。山田洋次は、きっと端からこの作品をコメディとして撮っていない。強調されるのは『男はつらいよ』第一作がそうであったように、山田のテーマのひとつである、出自も故郷も曖昧な「帰れない男」の破天荒な孤独である。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
冒頭の少女期の回想がまずいい。ありふれた件なのに心に響いた。娘時分の怯懦と好奇心が何とも叙情的だ。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
怒られてばかりだけど仲のいい先生って我々の子供時代にはたしかにいた気がする。 (黒魔羅) | [投票] | |
喜劇役者としてのハナ肇はこう云っちゃなんだが渥美清の足元にも近寄れないレベルの力量だ。しかし本作を見てもハナ肇が山田洋次と組んだ映画には、野暮ったいかも知れないが渥美では出せない荒削りな魅力、また違った叙情性がある。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
前作に比べて能天気で明るくなった代わりに切なさが減ったのが残念。岩下志麻の品の良さがハナ肇と好対照。 (マッツァ) | [投票] | |
ハナと岩下のキャラだけはいいが、笑えないコメディ「馬鹿シリーズ」の中でも、これはクスリとも笑えない。わざとらしい詩情やほのぼの話の中で、ハナが度肝を抜かない安全圏内の騒動を起こす。この保守性の中からは何も生まれない。 (水那岐) | [投票] |
Ratings
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計 | 6人 | 平均 | (* = 1)
POV
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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