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上海異人娼館 チャイナ・ドール (1981/日=仏)
Les fruis de la passion
[Drama]
製作 | 九條映子 / アナトール・ドーマン / ヒロコ・ゴバース |
監督 | 寺山修司 |
脚本 | 寺山修司 |
原作 | ポーリーヌ・レアージュ |
撮影 | 鈴木達夫 |
美術 | 山下宏 |
音楽 | J・A・シーザー |
出演 | イザベル・イリエ / クラウス・キンスキー / ピーター / 山口小夜子 / 高橋ひとみ / アリエル・ドンバール / 新高恵子 / 大野美雪 / 中村研一 / 石橋蓮司 / 藤田敏八 / 殿山泰司 / 蜷川幸雄 |
あらすじ | 1920年代の上海。娼館「春桃楼」にO(イザベル・イリエ)という若い娘が連れて来られた。彼女を連れて来たのは上海でカジノを経営する富豪ステファン卿(クラウス・キンスキー)。Oは彼の愛人なのだが、他人に体を抱かせ屈辱を味合わせることで2人の精神的な愛が絶対性を確立できるという信念を持っていたのだ。娼館の主人の黒蜥蜴(ピーター)はOに化粧を施し個室を与えるのだが…。『愛のコリーダ』『ブリキの太鼓』の連作で世界の耳目を涌かせた仏制作者アナトール・ドーマンが次作に寺山修司を指名。彼が『O嬢の物語』を翻案して企画を通したのがこれ。 (けにろん) | [投票] |
キンスキーとイリエによって演じられる元ネタ部分と寺山お手盛りの天井桟敷他日本人俳優により演じられる市井人部分が完全遊離し失敗。日本語で演じられる中国人ドラマは興を削ぐことこの上なく無用の夾雑物だ。自信の無さが露呈している。 (けにろん) | [投票(1)] | |
人間もエロも描き方が中途半端なのはいつものことだから良いとしても物語がどっちつかずとは寺山らしくない。彼の作品はいつもディテールだけは完璧だったのに。キンスキーを前にして怖気づいたか。しかし、それもまた寺山らしいと言えば確かにそうなのではあるが。 (tkcrows) | [投票(1)] | |
『O嬢の物語』を観といてよかったと思った唯一の瞬間。 (バーンズ) | [投票] | |
西欧の耽美的頽廃と東洋の土俗的淫靡というギャップにもとづく性的羞恥がエロティシズムを生むはずなのだが、フランス貴族が持つ気品と上海の地理的歴史に根付いたスケール感が決定的に欠けている。これでは世界中の誰が観ても起たないし濡れない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
(エロを期待しながら)劇場に見に行って大後悔した映画。同時上映は烏丸せつ子『マノン』だった(と思う) (ボイス母) | [投票] |
Ratings
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計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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