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緋牡丹博徒 一宿一飯 (1968/)

[Drama/Action]
製作俊藤浩滋 / 日下部五朗
監督鈴木則文
脚本野上龍雄 / 鈴木則文
撮影古谷伸
美術石原昭
音楽渡辺岳夫
出演藤純子 / 若山富三郎 / 待田京介 / 村井国夫 / 菅原文太 / 城野ゆき / 白木マリ / 山城新伍 / 玉川良一 / 小島慶四郎 / 天津敏 / 西村晃 / 遠藤辰雄 / 水島道太郎 / 鶴田浩二
あらすじ緋牡丹博徒』シリーズ第二作。明治17年、熊本の矢野一家の再興を成就する為に各地で修行を積む「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子(藤純子)は上州の戸ヶ崎一家に身を寄せていた。その頃の上州では悪徳高利貸しの締め付けで生糸農家は困窮の極みにあり、戸ヶ崎一家がその調停に奔走していたのだが、戸ヶ崎の舎弟分笠松一家が裏で上州一帯の利権を得ようと戸ヶ崎を巧妙な罠で壊滅させてしまう。筋の通らぬ道理にお竜は単身笠松へと乗り込むが・・・笠松の懐刀に菅原文太、お竜を助ける侠客に鶴田浩二、そして背中の緋牡丹が上州の地を血で染める。<東映(京都撮影所)/カラーワイド/95分> (sawa:38)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4冒頭で太鼓叩くお竜さんが心底楽しそうでいい。お竜姐さんが楽しそうだと僕も楽しいです。 [review] (ハム)[投票(3)]
★4冒頭とラストの太鼓、女が辱められる蚕の白い糸は敵役の血で再び汚される。鶴田浩二菅原文太西村晃夫妻と待田京介夫妻。対になるものが複数ある構成。 (赤い戦車)[投票]
★4若山富三郎がバカ演技を披露し、下世話なギャグも飛び出す前半が則文タッチ。途中からは真面目な任侠路線になるが、一本の映画として違和感なく繋がってるのが素晴らしい。 (太陽と戦慄)[投票]
★4川縁のお竜襲撃シーン。セットもさることながら任侠映画ならではの様式美が見事花開く。あくまでも華を撮るにはこの美しさが不可欠なのだ。それにしても鶴田浩二が顔を出すとすべてが彼のモノになってしまう。凄い存在感である。 (sawa:38)[投票]
★3西村晃の、さりげなく、でも十分に過剰な演技に目が釘付け。 お竜の立ち回りは、気功術みたい。 (worianne)[投票]
★2男尊女卑の時代を舞台に女をやくざとして創造するとき「ドスかお針か」の男性論理を突き付けられる。これにむきに反抗しては時代をぶっ壊してしまう。従ってはやくざにならない。藤純子は難しい演技を要求されたはずだ。故に、女同士のシーンでほっとする。 (ジェリー)[投票]
★2初期の監督作ながら、すでに鈴木則文のドタバタアクション趣味が随所に顔を見せている。虎熊(若山富三郎)のキャラなど第一作より、こちらが鈴木のイメージに近いのだろう。その分、仁侠映画の様式美はおざなりで、お竜と鶴田に突き抜けた美しさが皆無。 (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点0人
4点5人*****
3点4人****
2点4人****
1点0人
13人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
花の名前 (tredair)[投票(12)]お命戴きます その女、藤純子 (町田)[投票(4)]
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